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2018/09/18 斎藤 彰米中間選挙を前に、トランプ・ホワイトハウスのメディア攻撃が先鋭化してきている。政権運営に対する批判を極力封じ込めると同時に、超保守的な支持基盤固めを意図したものだが、新聞社やジャーナリスト個人が一部の過激なトランプ支持者の脅迫電話、メール…
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2018/09/18 海野素央今回のテーマは「911追悼式典」です。米国は2001年に2977人の犠牲者が出た同時多発テロから17年を迎えました。各地で9月11日、追悼式典が開催されました。テロ事件現場であるニューヨークのグランドゼロでは、国歌斉唱後、遺族代表によって…
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2018/09/18 岡崎研究所中国の開発支援は、当初から相手国に対する影響力を増大させることを目的として行われている。途上国は問題を認識しつつも資金に対する需要が大きく、中国の資金なしにはやっていけないことが多い。
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2018/09/17 岡崎研究所8月に米国とメキシコはNAFTAの二国間合意に達したと発表したが、カナダとは折り合いがついていない。米国の中間選挙の結果次第では、協定の承認拒否の可能性もあり予断を許さない。米国とメキシコの北米経済ブロックという新たな保護主義が懸念される。
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2018/09/15 樫山幸夫安倍晋三首相は記者会見で直接国民に語りかけることをせず、防災担当大臣など何をしているのか、どこにいるのかすらわからなかった。非常の時、国民に状況を的確に説明し、動揺を抑えることは指導者に求められる役割、資質であろう。政府は怠慢だったなどと…
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2018/09/14 岡崎研究所豪州の首相が、アボットからターンブル、さらにモリソン氏に変わっても、豪州外交の基本路線は変化しない。インド太平洋地域の発展のために、インドネシアと協力を進めるというのが、8月の共同声明の概要である。
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やっぱり人気は根強い
2018/09/13 森川聡一トランプ大統領のことを手放しで礼賛する本がアメリカで大人気だ。書いたのは保守系メディアのFOXニュースで活躍する女性コメンテーターのジェニー・ピロだ。検察官や裁判官も務めた経歴を持つピロの舌鋒は鋭い。
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2018/09/13 岡崎研究所台湾とエルサルバドルの断絶には中国の影が見られる。中国があらゆる分野で台湾への圧力を強化するのは確実である。米国はエルサルバドルを非難し、中国による両岸関係の不安定化と西半球への介入に反対する声明をだし、台湾重視の姿勢が改めて示された。
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2018/09/12 岡崎研究所トルコの経済危機はトルコ一国にとどまるのか、諸国などに拡散するのか――。専門家の見方は分かれている。エルドアン大統領は金利の引き上げをせず、IMFの支援要請をしない意向だが、多くの経済学者は、トルコはIMFの支援を必要であるという点で一致…
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2018/09/11 海野素央今回のテーマは「Qアノンの正体」です。Qアノンはトランプ政権内の情報を匿名掲示板4chanと8chanに、昨年10月28日から投稿をしている謎の人物です。
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2018/09/11 岡崎研究所独ロの間で、ロシアのガスをドイツへ送るパイプライン建設の推進が確認された。ドイツのガスに置けるロシア依存は高いが更なる依存が予想され、トランプ米大統領は反対を表明している。しかし建設は止められず、欧州の安全保障が不安視されている。
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2018/09/10 澤田克己アジア大会や五輪に出場する韓国選手をめぐって話題になるのが兵役免除である。今夏行われたアジア大会では、サッカーのイングランド・プレミアリーグでプレーするソン・フンミンが対象になることでも注目された。ライバル日本に勝って堂々と兵役免除を喜ぶ…
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人民解放軍の思惑は?
2018/09/10 小原凡司台湾の独立を許すようなことがあれば、中国共産党指導部の権威は失墜し、政敵からの批判にさらされるばかりでなく、国民からの信頼も失ってしまう。それ故、中国は台湾に対する軍事的圧力を高めざるを得ない。
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2018/09/10 斎藤 彰「政府高官」がトランプ大統領の政権運営の内幕を暴いたニューヨーク・タイムズへの匿名寄稿は、その後もホワイトハウスを激しく揺さぶり続けている。“犯人捜し”が始まる一方、各閣僚や補佐官らがあいついで関与を否定する声明を出すなど、波紋は広がる一…
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2018/09/10 岡崎研究所韓国の文大統領は8月に光復節(解放記念日)の演説を行ない、進歩派の歴史観や北朝鮮問題にも触れた。大統領は、北朝鮮問題では「韓国が主役」と述べているが余りに楽観的だ。また金正恩への配慮からか、統一問題について実質的なことは述べていない。
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2018/09/07 岡崎研究所安全保障に対し独自の道を歩んできたインドは、中国の台頭により西側に歩み寄る事が多くなった。8月の日印防衛相会談では防衛・安全保障協力を強化することで合意した。「自由で開かれたインド太平洋地域」の為にも、中国の出方が注視される。
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北方領土訪問記(後編)
2018/09/06 廣瀬陽子8月末に国後島と色丹島を訪れた。最初の印象は、根室から肉眼で見ることもできる近い島なのに、大変遺憾ながら、遠い島と感じてしまった。ロシアの実効支配が進む現地では、同様に人々も日本に対して心理的距離があり、複雑な思いを抱いているようだ。
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2018/09/06 岡崎研究所8月の蔡英文台湾総統の訪米では、米国の連邦・州レベルの要人との会談、政府機関の訪問を行うなど画期的であった。米国の親台湾路線は強まっており、中台関係、台湾をめぐる米中関係は、緊張が高まる方向に向かっている。
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北方領土訪問記(前編)
2018/09/05 廣瀬陽子2018年8月末、台風20号が迫り来る中、ビザなし交流の枠組みで北方領土の国後島と色丹島に訪問する機会をいただくことができた。今回の訪問で一番驚き、またショックだったのがロシアによる北方領土の発展が目覚ましく進んでいたことである。
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