個人美術館ものがたり
個人美術館とは、一個人が設立した美術館、もしくは一作家の作品だけを展示する美術館のことです。それだけに創設者の胸の内には、深い思いがあることでしょう。あるいはまた、開館へと至るまでにどんなドラマが紡がれたのでしょうか。赤瀬川原平さんが、そんな全国の個人美術館をめぐって、紹介していきます。
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粒よりの絵が味わえる(『メナード美術館』愛知県小牧市)
2009/11/19 赤瀬川原平ほどよいスペースに世界中の名作が揃う。メナード美術館に一度来たひとは、その“粒より感”が心地よくて何度も足を運んでしまうようです。
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泰西名画の原寸図書館
2009/10/20 赤瀬川原平
(『大塚国際美術館』徳島県鳴門市)世界の名画が一堂に会し、しかもそれらに触れることができる。大塚製薬が熱い情熱と400億円をかけて徳島に完成させた名画の原寸図書館。
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賑やかな通りの閑静な美術館 (神奈川県鎌倉市)
2009/09/17 赤瀬川原平終の住処・鎌倉で消えゆく明治の叙情を描き続けた鏑木清方。挿絵画家から出発し文筆もよくした彼の絵は、絵画と文学の架け橋である。
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屋島と五剣山を借景とする (香川県高松市)
2009/08/13 赤瀬川原平偉大な彫刻家がアトリエに選んだのは、石の産地としても有名な高松。現在その地には美術館が建てられ、清々しい庭園に作品群が佇んでいる。
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横須賀美術館 谷内六郎館 神奈川県横須賀市
2009/07/16 赤瀬川原平週刊新潮の表紙を描き続けた谷内氏。その絵画はこの世の光景全てが輝いて見えるものだった。その背後にある「いつも震える神経」とは――。
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弥生美術館・竹久夢二美術館 東京都文京区
2009/06/19 赤瀬川原平挿絵画家だった高畠華宵と竹久夢二。出版と共にあった挿絵作品ならではの展示方法で、明治大正昭和期の出版美術の歴史も垣間見ることができる。
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稲沢市荻須記念美術館 愛知県稲沢市
2009/05/16 赤瀬川原平「もっともフランス的な日本人」と評されるほどヨーロッパで支持された画家、荻須高徳。彼の絵画には、故郷、はだか祭で有名な愛知県稲沢市の男前さと剣士としての一本気な気質が表れていた。
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河鍋暁斎記念美術館 埼玉県蕨市
2009/04/15 赤瀬川原平幕末から明治にかけて活躍した絵師、河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい)。鹿鳴館など、当時の日本で最先端の西洋館を建てたイギリスの建築家、コンドルが弟子入りするなど、海外では高い人気を誇っていた。ところが国内では、その画業が忘れられかけていた絵…
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出光美術館(門司) 福岡県北九州市
2009/03/13 赤瀬川原平コレクションのきっかけは青雲の志熱き青年の日、ふと目にした一枚の禅画でした。そして功成り名を遂げた晩年にも、実業家には運命的な出会いが待っていました。出光興産の創業地・門司に建てられた出光美術館をご紹介します。
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