通貨安競争の回避はなぜ難しいのか

互いの監視しか方策はない

“武器なき戦争”とも評される、通貨安競争。G20では、国際協調の難しさが露呈される結果となった。戦前の悪夢は繰り返されるのか。

「ネスカフェ バリスタ」 本体で儲ける発想を…

高岡浩三さん（ネスレ日本 代表取締役副社長）

「売れる価格」を模索するうちに、「本体で儲ける」という発想を捨てた高岡さん。柔軟かつ大胆な考えの裏には、ネスレへの強い想いがあった。

信頼に言葉はいらない

弁護士　田門 浩

日本でただ一人の聾唖の弁護士である田門氏。「あなただから話ができた」と、多くの依頼者の信頼を集めるのはなぜか。

習近平の中国 「軍高党低」懸念あり

胡錦濤国家主席の後継者として地位を固めた習近平。だが、2012年以降も党中央軍事委員会主席のポストは胡主席が続けると筆者はみる。その理由とは？

高まる３D技術に未来はあるか？〔後篇〕

「アバター」からテレビ商戦まで、いまや３Dブーム。３Dを支える科学をわかりやすく解説するとともに、ブームの現状を仕分けする。

高まる３D技術に未来はあるか？〔前篇〕

「アバター」からテレビ商戦まで、いまや３Dブーム。３Dを支える科学をわかりやすく解説するとともに、ブームの現状を仕分けする。

絵本選びの助っ人にはこのブックリスト

「でかける、選ぶ、そして読む」。読みきかせでは、「選ぶ」作業は欠かせません。今回はそんな時頼りになる、「ブックリスト」を紹介します。

中国と円高に揺れる日本 年末に迫る二番底のリ…

中国頼みの脆弱な経済を露呈した日本。米国の金融緩和や中間選挙で、さらに円高に進む可能性が高い。思い切った財政支出や金融緩和が必要だ。

感染症予防を 現場目線で究める（後篇）

寄生虫学・疫学研究者 嶋田雅曉

熱帯医学が専門の嶋田雅曉氏は、アフリカのケニアに長期間滞在し、人々の生活様式から感染症予防のヒントを探り出そうとしている。

感染症予防を 現場目線で究める（前篇）

寄生虫学・疫学研究者 嶋田雅曉

熱帯医学が専門の嶋田雅曉氏は、アフリカのケニアに長期間滞在し、人々の生活様式から感染症予防のヒントを探り出そうとしている。

ノーベル平和賞くらいでは 中国が変わらぬ理由

北村稔・立命館大学教授に聞く

劉暁波氏のノーベル平和賞受賞は、中国の政治体制に対する世界からのメッセージ。だが専門家は、強かな中国はそんなことで揺るがないと指摘。

音楽産業、捨てたもんじゃない

音楽業界トップ・石坂敬一ユニバーサル ミュージック合同会社会長が語るその未来　第5 回

ロックの変遷から若かりし頃のバンド話、そして日本でトップをひた走る音楽ビジネスまで。音楽の魅力と可能性を縦横無尽に語り尽くす。

米軍将校の家で過ごした中学時代

音楽業界トップ・石坂敬一ユニバーサル ミュージック合同会社会長が語るその未来　第4回

日本に洋楽文化を根付かせた石坂敬一氏。その仕事のルーツは、アルバイト先の米軍少佐の家で見た、アメリカ文化への憧憬だった。

1980年12月、レノンが死んだ

音楽業界トップ・石坂敬一ユニバーサル ミュージック合同会社会長が語るその未来　第3回

レノンの死を機に邦楽の世界へ軸足を移した石坂会長。サディスティックミカバンド、クリエイション。日本のロック勃興期がまざまざと甦る。

「洋楽」の世界を広く、深く

音楽業界トップ・石坂敬一ユニバーサル ミュージック合同会社会長が語るその未来　第2回

日本に洋楽ブームをもたらした石坂敬一会長に聞く、名作ロックアルバム「電気ノ武者」（T・レックス）、「原子心母」（ピンク・フロイド）誕生秘話。

すべてはビートルズと始まった

音楽業界トップ・石坂敬一ユニバーサル ミュージック合同会社会長が語るその未来　第1回

ビートルズを広め、プログレッシブ・ロックに名を与えた、ユニバーサルミュージック会長・石坂敬一氏は、ビートルズをどう聞きどう売ったのか。

南シナ海に先例 中国“実効支配”の手法

今後の対中外交に求められる大局観｜浅野亮（同志社大学教授）

「友好」と「強硬」の二つの顔を使い分けながら南シナ海での実効支配を進めてきた中国。尖閣諸島を含む東シナ海で、日本はどう対抗すべきか。

ニュージーランド不動産バブルの主犯は チャイ…

ニュージーランドとオーストラリアに及ぼした中国の影響とは？ さらに、バングラデシュとの蜜月ぶりにも迫る。

地道な脇役から可笑しみを 滲ませる喜劇俳優に昇華

ケーシー高峰からあき竹城、渡辺えりら山形県の映画人

黒澤映画「どですかでん」の名脇役・伴淳三郎に、とぼけた味わいの渡辺えり。どこか土臭さを残しながら、人生の哀愁と可笑しみを滲ませる俳優たち。

中国漁船と対峙する「海猿」の苦悩

尖閣諸島問題　緊急特集（7）

尖閣問題で難しい政治判断を迫られた海上保安庁。横暴な中国漁船を取り締まる彼らの安全を守るためにも、明確な基準が必要だ。