食の安全 常識・非常識
農薬や食品添加物、遺伝子組換え作物から食品偽装、さらには放射線や生肉問題まで、定期的に、頻繁に、世間の話題にのぼる「食の安全」に関するあれこれのニュース。しかし、それらに関する報道は、残念ながら消費者に誤解を与えるようなものが少なくない。食の「安全」と「リスク」を正しく理解するために、科学に基づいたニュートラルな情報や問題が起きた社会的背景などを解説し、消費者が勘違いしている食の「常識・非常識」に切り込んでいく。
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不摂生な生活は、チャラにはならない
2012/08/08 松永和紀おなじみの黒烏龍茶から最近ではコーラも登場。すっかり身近な存在となった「トクホ」の気になる効果や話題の広告問題の真相に迫る。
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日本人への影響は?
2012/06/01 松永和紀「狂った油」、などと言われ、話題となったトランス脂肪酸。この度そのリスク評価が出たが、飽和脂肪酸との意外な関係がわかってきた。
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「焦げ」を避けるのはあまり意味がない
2012/04/04 松永和紀原発事故以降、「がんを予防する食生活」「がんに効く食品」が山ほど紹介されているが、これらの科学的根拠を探ると、実にあやふやである。
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2012/02/15 松永和紀
食品の暫定規制値が4月より大きく引き下げられる予定だ。しかし、被ばく量が大幅に低減されるわけではなく、弊害すら懸念されている。
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TPP参加で「食の安全」は揺らぐのか?(後篇)
2011/12/29 松永和紀残留農薬と遺伝子組換え表示制度も、TPP参加において問題視されているが、食品に関する制度や国際関係はそう単純ではない。
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TPP参加で「食の安全」は揺らぐのか?(前篇)
2011/12/28 松永和紀2011年、大きな話題となったTPP。「食の安全が脅かされる」という主張もよく聞かれたが、果たして本当だろうか。
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「汚染ゼロ」は望めない 検査結果から冷静な判断を
2011/10/17 松永和紀主要食品の現状は? 後篇は牛肉、キノコ、お茶、果樹、水産物について解説する。消費者は、検査結果をよく見て冷静に判断してほしい。
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「福島のコメは危ない」も短絡的
2011/10/12 松永和紀実りの秋となり、食品への放射線の影響がさらに気になるところ。科学的に、冷静に、主要食品の現状を解説。前篇はコメと牛乳が中心。
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低線量のリスクを考える
2011/08/22 松永和紀二転三転した京都の五山送り火のセシウム薪問題。放射線のリスクについて、市民が改めて冷静に考える貴重な機会が失われた。
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