-
2024/03/25 廣部 泉
もはや旧来の枠組みや常識では米国の政治は語ることはできない。そのような現象を「秩序」と「カオス」という切り口をもちいて、米国の叙事詩ともいえるスターウォーズをもとに読み解いてみたい。
-
2024/03/20 廣部 泉
アカデミー賞の授賞式がまた物議を醸している。助演男優賞を受賞したロバート・ダウニーjrと主演女優賞を受賞したエマ・ストーンの授賞式での振る舞いが人種差別的であるということでSNSを中心に大きな問題となった。どのような意味があるか、紐解きた…
-
100年続く米国の病「黄禍論」(5)
2022/12/13 廣部 泉太平洋戦争で中国国民党と協力し日本を打ち破ったことにより、ついに米国は黄禍論から解放されたかに見えた。しかし国共内戦による中国共産党の勝利、そして戦後日本の経済的復興により、再びアジアが恐怖の対象として米国の前に現れる。
-
100年続く米国の病「黄禍論」(4)
2022/11/23 廣部 泉1941年、遂に日米の間で戦端が開かれる。これまで黄禍論的言説に慎重な姿勢を示してきた米国人の間でも、日本憎悪が広がっていった。同じ白人であるドイツやイタリアと比べ、日本への敵意がことさらに強かったのはなぜか。やはりその背後には、黄禍論が…
-
100年続く米国の病「黄禍論」(3)
2022/11/14 廣部 泉「脱亜入欧」を目指していた日本は、第一次世界大戦後、「排日移民法」など人種差別に直面し、「アジア主義」へと傾いていく。そのような中で米国が恐れていたのが、「日中同盟」というシナリオだ。それは日中戦争勃発後ですら、消え去ることはなかったので…
-
100年続く米国の病「黄禍論」(2)
2022/11/10 廣部 泉19世紀半ば、カリフォルニアでのゴールドラッシュを機に、西海岸に中国人が押し寄せる。さらに20世紀初頭からは日本人がそれに続いた。アジア人との直接接触する中で、「米国流黄禍論」が形成されていくことになる。
-
100年続く米国の病「黄禍論」(1)
2022/10/28 廣部 泉大谷翔平選手を始め、米国内で活躍する日本人、アジア人は数多い。しかしコロナ禍で「アジアン・ヘイト」が横行するなど、アジア人差別はいまだ根深いものがある。その根源をたどると、19世紀の「黄禍論」が浮かび上がってくる。
|
|