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京都議定書と鳩山目標の失敗の二の舞か
2015/03/20 杉山大志政治は将来のコストと引き替えに目先の得点を増やしたがるものである。だから、仮に長きにわたりエネルギー政策を損なうことになることが分かっていても、CO2目標を無理に深掘りしようという動機は強い。
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膨らむエネルギー特会 政策のPDCA強化を
2015/02/02 杉山大志環境省が示した温暖化対策関連の補助金が、経産省など他省庁との重複だらけ。無駄遣いが起きているのではないかという疑問の声が多くの審議会委員から一斉に上がった。
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「数値目標」ではなく「参考数値」とすべし
2014/11/28 杉山大志日本政府にCO2数値目標を達成する能力は無い。数値目標は強制ではなく、飽くまで「参考数値」に留めるべきだ。
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2014/11/27 杉山大志
CO2削減の数値目標。「船に乗り遅れるな」的な議論の前に、コストを直視すべきだ。しかも、往々にして政府はさらに不合理な選択をする。
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気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次報告書の問題点を速報する
2014/11/26 杉山大志IPCC第5次評価統合報告書(11月1日発表)は、第1~3部会が既に発表している報告書にあった問題点を引き継ぎ、尖鋭化させてしまっている。
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2014/07/03 杉山大志
温暖化の影響は実際どれほど深刻なのか―。IPCC第5次評価第2部会報告は、最新の科学的知見を提供するものと期待されたが…
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2014/05/21 杉山大志
表裏一体であるエネルギー問題で揺れる日本はどのような温暖化対策をとるべきか。IPCC報告書の統括執筆責任者が、その本質を解説する。
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統括執筆責任者が解説するIPCC報告
2014/04/14 杉山大志鳴り物入りで導入された京都議定書、CDM、EU排出量取引制度……。IPCC報告ではいずれも厳しい評価が下されている。
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統括執筆責任者が解説する IPCC・2度シナリオの読み方
2014/04/13 杉山大志IPCCが温室効果ガス削減策の報告書を7年ぶりにまとめた。「気温上昇を2度以内に抑える」という国際目標の実現性は?―—日本人唯一の統括執筆責任者が報告書の正しい読み方を解説する。
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