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2020/01/06 礒﨑敦仁,澤田克己
今年の北朝鮮は元日から小さなサプライズを演出した。金正恩国務委員長による恒例の「新年の辞」演説が行われなかったのだ。その代わり、1月1日の朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は昨年末に開かれた党中央委員会全員会議(総会)の内容を詳細に報じた。
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2019/09/13 澤田克己
日本メディアでは「韓国世論は入試不正にとても敏感」と言われることがあるが、曺国氏の法相任命強行は、世論が反対一色ではないことを見切った上だ。文政権下で深刻化している韓国社会の分断を悪化させるだろうが、弾劾は考慮されなかったようだ。
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2019/08/22 澤田克己
7月に訪日韓国人が前年同月比7.6%減の56万1700人となった。半導体素材の輸出手続き厳格化などへの反発を反映したものだ。韓国での日本製品不買運動は過去25年間に4回の「不発の歴史」を繰り返していたのに、今回なぜ「成果」を挙げているのだ…
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太永浩著『三階書記室の暗号 北朝鮮外交秘録』
2019/08/14 澤田克己韓国に亡命した北朝鮮の元駐英公使、太永浩氏の手記『三階書記室の暗号 北朝鮮外交秘録』がベストセラーとなっている。自らの体験と伝聞が混じっている部分があり、一部つじつまの合わない記述もあるが、注意深く読むと北朝鮮の一端を垣間見られる。
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『北朝鮮と観光』礒﨑敦仁・慶應義塾大学准教授インタビュー
2019/08/08 澤田克己北朝鮮といっても、完全な閉鎖社会ではなく、観光政策が存在する。私たちが見落としがちな観点から北朝鮮の姿を見るという意欲的な取り組みが、礒﨑敦仁・慶應義塾大学准教授の新刊『北朝鮮と観光』だ。
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着々と進む金正恩の基盤固め
2019/07/23 礒﨑敦仁,澤田克己北朝鮮の金正恩国務委員長の権力基盤をより強固なものにする作業といえるのだろう。4月に「修正補充」された憲法の内容が7月に入って判明した。これまでも小幅な改正は繰り返されてきたが、今回はとりわけ重要な改正と言えそうだ。
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2019/07/08 澤田克己
日本政府による化学製品の韓国向け輸出手続き厳格化に、韓国で反発が広がっている。それは不思議ではないが、反発ぶりを伝える報道には注意すべきものがある。
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2019/06/18 澤田克己
言論NPOが韓国のシンクタンク・東アジア研究院と共同で5月に行った世論調査の結果が発表された。「相手国に対する印象」を聞く質問で、日本では「韓国に良い印象を持っている」という回答が過去最低の20%となったのに、韓国では「日本に良い印象を持…
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2019/05/20 澤田克己
肌感覚で感じていた「嫌韓は若者より高齢者に多い」ということをコラムで取り上げたところ、異論が続出しているという批判的な記事がネット上に出た。「嫌韓=韓国を批判する側には問題がある」わけではなく、きちんと根拠を示しての批判に何ら問題がないの…
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日韓関係の構造的変化を考える(4)
2019/03/18 澤田克己日韓関係がここまで悪化している背景には、冷戦終結の時期を前後して起きた両国関係の構造的変化がある。「日韓関係の構造的変化を考える」と題したシリーズの最後となる今回は、日本側の事情について考えてみたい。
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2回目の米朝首脳会談を振り返る(後編)
2019/03/14 礒﨑敦仁,澤田克己物別れに終わった2回目の米朝首脳会談だが、交渉が破綻したわけではない。トランプ米大統領は会談後の記者会見で交渉が「進行中」であることを強調し、金正恩国務委員長との関係について「互いに気に入っているし、良い関係を築いている」と述べた。
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2回目の米朝首脳会談を振り返る(前編)
2019/03/11 礒﨑敦仁,澤田克己率直に言って、トランプ米大統領と金正恩国務委員長による2回目の首脳会談の結果は想定外のものだった。もちろん完全な破綻であれば「ありえる」結果ではあったけれど、会談は決裂するが交渉自体は破綻していない、という状況はとうてい考えが及ばないもの…
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2019/03/05 澤田克己
一連の報道を見ていて気になったのは、「親日」「親日派」という言葉を説明なしに使う記事が散見されたことだ。韓国における「親日」という言葉は、「日本の植民地支配に協力した裏切り者」というネガティブなものだ。菅義偉官房長官はこの言葉に対して「日…
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日韓関係の構造的変化を考える(3)
2019/02/22 澤田克己天皇陛下を「戦犯主犯の息子」だなどという事実誤認を韓国の国会議長が公の場で口にして平然としていられるのは、なぜだろうか。韓国社会における日本の存在感後退が、こうした言葉についても「軽さ」を生んだことがうかがえる。さらに1987年の民主化が…
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日韓関係の構造的変化を考える(2)
2019/02/15 澤田克己この30年の間に、韓国における日本の存在感は驚くほど低下した。韓国側からあまりにも「軽い」発言が出てくる背景には、この日本の存在感低下がある。
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日韓関係の構造的変化を考える(1)
2019/02/13 澤田克己韓国国会の文喜相議長が米ブルームバーグ通信とのインタビューで、天皇陛下が元慰安婦の手を握って謝罪すれば「その一言で問題は解決する」と述べた。日韓関係では近年、こうした光景を見ることが多くなったのはなぜなのだろうか。
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2019/01/04 礒﨑敦仁,澤田克己
2019年元日、朝鮮民主主義人民共和国の金正恩国務委員長による「新年の辞」が発表された。大きなサプライズはなかったものの、金正恩委員長が米朝交渉への意欲を示したことが注目される。
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「反日」というよりも単なる日本軽視
2018/12/04 澤田克己韓国の最高裁が徴用工訴訟で原告勝訴を確定させた波紋が続いている。1965年の日韓国交正常化の土台を突き崩すような司法判断だから大騒ぎになるのは当然だが、日韓双方で勘違いや誤解も多いようだ。
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2018/11/02 澤田克己
韓国大法院が、戦争中に日本企業で働かされた韓国人の元徴用工らへの賠償を日本企業に命じる判決を下した。しかし、この問題はどうも大法院判決ですら一つの通過点でしかないようだ。。国際司法裁判所への提訴が残っているなどという次元ではなく、韓国内の…
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2018/10/22 澤田克己
日本が外国人労働者を大量に受け入れるといえば「多くの外国人が殺到するはず」と日本人は思い込んでいないだろうか。少なくとも金銭的な面での日本の魅力は大きく減少している。
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