「世界情勢」の最新記事一覧
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2019/05/29 岡崎研究所米中の閣僚級貿易協議が行われたものの、合意に至らなかった。米国は貿易赤字削減や知的財産に係わる不公正な貿易慣行の是正といった構造改革を求めているが、中国は譲歩しない。対立が長引くのが大方の見立てとなっている。
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2019/05/28 花田吉隆マンデラ氏はアパルトヘイトの撤廃を白人側との交渉により成し遂げた。その傍らにいたのが法律を学んだ「交渉の腕利き」、ラマポーザ氏だった。
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2019/05/28 岡崎研究所米司法省が北朝鮮で2番目に大きい貨物船を制裁違反容疑で初めて差し押さえた。中国やロシアに向けて出航していたとされる不法な運搬を防ぐためとする。一方、北朝鮮はミサイル発射を再開し、経済逼迫への焦燥感を見せる。
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2019/05/27 岡崎研究所トルコ最大都市イスタンブール市長選挙をエルドアン大統領と与党公正発展党が落とし、再集計させたが、敗北のままだった。大統領は再選挙を求め、圧力に屈した選挙管理当局はやり直しを命じた。自らが政治の道へ入った拠り所と構築した利権を守りにいった。
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2019/05/24 花田吉隆オーストリアの極右政党、自由党を巻き込むスキャンダルが発覚しヨーロッパを震撼させている。誰がビデオを仕掛けたのか、何故、欧州議会選挙直前というタイミングでこれを公表しようとしたのか。
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2019/05/24 岡崎研究所香港当局は、犯罪容疑者の中国本土、マカオ、台湾への引き渡しを可能にする「逃犯条例」(犯罪人引渡し法)改正を目指している。行政長官の判断で引渡しも可能とし、中国政府による反体制派や人権活動家への追跡も制約を受けなくなる。
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2019/05/24 露口洋介アメリカが中国からの輸入に対する制裁関税を10%から25%に引き上げ、米中貿易摩擦は新しい局面に突入した。米中間に横たわる経済面の問題として、アメリカ側の貿易赤字のほか、人民元の対ドル為替レートと米中両国の金融政策の方向性が挙げられる。こ…
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2019/05/23 岡崎研究所米国が昨年5月8日に一方的にイラン核合意を離脱して以来、イランに対する圧力を強め、緊張が急速に高まってきた。トランプの混乱、対立を自己目的化した政策で、偶発的衝突の可能性も懸念される。武力衝突が起きれば、中東は大混乱に陥る。
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2019/05/22 岡崎研究所ISの最高指導者バグダディ容疑者がビデオ動画に姿を現した。一時は死亡説も流れていた最高指導者が生きていることを示しただけでなく、ISがイラクとシリアでの領土の喪失を越えて新しいページを開くことを見せた。
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2019/05/21 朴承珉日本の「大学センター試験」にあたる韓国の試験が「大学修学能力試験」である。大学修学能力試験(以下、『修能試験』)は高い教育熱のため、国民的な関心事である上、国家的な行事ともいえるほどだ。修能試験が行われる日は、国中が、"超非常モード"にな…
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2019/05/21 岡崎研究所欧州議会の5年に一度の選挙が5月23~26日に行われる。法律の制定や予算案の審議など欧州において重要な役割を担う議会。ポピュリズムが勢いを増しており、獲得議席によっては議会の審議に大きく影響を及ぼす。
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漂流する部長課長
2019/05/20 濱崎陽平「生涯現役」を希望する人は多く、国もシニアの労働環境を整えるが、果たして受け皿となる企業の体力がどこまで持つだろうか。役職定年後のキャリアに不安を覚えるホワイトカラーの危機感が高まっている。
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2019/05/20 岡崎研究所英デイリー・テレグラフ紙は、メイ首相が主宰する国家安全保障会議で5Gネットワークの非中核部分にファーウェイ参入を認める決定をしたと報道した。決定を支持する論説があるが、機器の信頼性に疑問が呈されており、深刻な問題ととらえるべきだ。
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2019/05/17 岡崎研究所第2回「一帯一路フォーラム」が北京で開催された。ロシアのプーチン大統領やイタリアのコンテ首相ら37か国の首脳も参加し、前回を上回る規模となり「一帯一路」構想の拡大を示す。実際、世界の鉄道や港をおさえつつあり、宇宙にも触手を伸ばしている。 …
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2019/05/16 岡崎研究所コメディアンで政治経験ゼロのゼレンスキーがウクライナ大統領選挙に当選した。国際情勢としても重要な国の新リーダーに対し、その行政能力、ロシアとの関係、中国との関係に留意する必要がある。
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2019/05/15 風樹茂ベネズエラでのグアイド大統領による決起は失敗に終わった。これまでマドゥロ追い落としの反乱は10回以上存在するがすべて失敗している。そんなベネズエラで国民が囁いているのは、「わざとグアイドを自由にさせて、裏切り者を炙り出しているのだ」という…
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2019/05/15 岡崎研究所インドネシアの大統領選挙が行われた。現職のジョコと軍出身のプラボウォの一騎打ち。ジョコが再選される見込みだが、勝たんがための選挙戦に批判が集まる。今回の「勝者」となったのは、プラボウォ陣営を支えたサンディアガかもしれない。
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2019/05/14 岡崎研究所インド総選挙が5月23日に開票される。一時は、モディへの支持率低迷から政権交代の可能性も出たものの、政権維持の可能性が高い。「第2次モディ政権」の課題としては、(1)経済改革、(2)インドにおける反イスラム感情の抑制が指摘される。
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