北朝鮮金融制裁、中国の非協力

オバマ政権の北朝鮮金融制裁強化策。これが強制されれば、金正恩と中国の銀行にとっては難しいことになる。

トランプ旋風が生み出す尖閣戦争の危機

トランプ氏の無理解な対日政策が様々な危険を生む。日本がいま行動すべきこととは？

アジアへ拡大するISテロ、日本は狙われているのか

7月１日、バングラデシュの首都ダッカで起きたテロ。中東で勢いを失いつつあるISは、昨今テロの範囲をアジアへ拡大させており、日本も対岸の火事と見てはいられない。

イラン穏健化は見込み薄か？

イランの専門家会議議長に強硬派のジャンナティが選出されたことを取り上げ、イランが穏健化する見込みが薄いとWSJは主張するが……。

クルド問題で米・トルコに軋轢

シリアのクルド民兵組織（YPG）をテロの脅威とみなすトルコと、YPGをシリアにおけるIS攻撃の主要戦力とみなす米国とは、このままいけば衝突する危険性がある。

米二大紙はオバマ広島訪問をどう見たのか？

5月のオバマ大統領による広島訪問は、国内にでは概ね高く評価された。一方で、米国から見たオバマ訪問は、どのように映ったのだろうか。

恐怖のバングラ・テロ、外国人を選別、コーラン暗…

襲撃犯たちは客の中から外国人を選別し、イスラムの聖典コーランの一部を暗誦させ、できなければ惨殺するなど残虐極まりない犯行を行っていた。

台湾、香港の抵抗運動に手を焼く中国

かつての中華帝国のように、アジアで尊敬を集めるというのは中国の夢であるが、周囲は反抗的な北朝鮮から恩知らずなベトナムまで、中国に従わない無礼な国ばかりだ。

どう守る海外での安全、邦人殺害で問われるテロへ…

第1にテロ発生の蓋然性が高い国や地域には、不要不急の場合、少なくともラマダン期間中は近づかないことだ。

黒人プリマの活躍に透けるアメリカ社会の本音と建前

ミスティのプリマ昇格が発表されたとき、バレエファンの間では疑問の声が聞かれた。だがそれも遠慮がちだったのは、彼女がABT初の黒人女性プリマだったからである。

マスク氏の壮大な賭け、ソーラーシティ買収の明暗は

米テスラ・モーターズ社のイーロン・マスク氏による太陽光パネル会社、ソーラーシティ買収が話題となっているが、巨額赤字を抱える同社の買収は吉と出るか凶と出るか。

限定的移民制度の導入が日本を変える

バーバラ・ジャッジ英国経営者協会代表幹事

英国の経営者協会で初めて女性代表幹事に就任したバーバラ・ジャッジ女史に日本のコーポレートガバンンス（企業統治）の現状と女性の社会進出について聞いた。

中国覇権阻止のパートナー・ベトナム

オバマ大統領はベトナム訪問の際、対越武器禁輸の解除を発表した。近隣国への嫌がらせが反発を招くという明白なメッセージを、中国指導者に送ることにもなる。

プーチンに跪き、テロにも遭う、 苦境に立つトルコ

スルタン(トルコ王朝の君主)がツァー(プーチン皇帝)に跪いた矢先に、空港テロ。トルコの苦境は続く。

米無人機作戦の”縄張り争い”が決着 軍とCI…

アメリカのドローン作戦は、国防総省とCIAが所管をめぐって熾烈な縄張り争いを展開してきた。

スーチーと独裁者の類似性 未だ普通の国ではな…

スーチー（唯一人の「国家顧問」に就任）の統治スタイルが明らかになってきたが、そこには、過去の悪しき時代の不透明で独裁的な将軍たちとの類似性が見られる。

“悪者”ロシアとの協力の必要性

ロシアを再び偉大な国にしようというプーチンの執念は、西側のソ連崩壊後後退していた対ロ不信と敵意を呼び覚ましているが、ロシアとの対話は維持させなければならない。

IS後に表面化するシリアの火種

米国はスンニ派、キリスト教徒などからなる「シリア民主軍」とYPGの新しい連合を構想するが、この暗黙の主題は今はISを打ち破り、シリアの将来は後回しということだ。

チャーチルが泣いている 英EU離脱

現在に至るまでのEUの努力の歴史は人類が誇るべきものだと思うが、これらの枠組みを目先の利害だけで踏みにじってしまったように思われる。

国力回復狙うロシアの次なる一手は？

ソ連崩壊前の1988年から94年にかけ、2460億ドルだった国防予算は140億ドルに縮小した。それでも国際社会での地位回復を狙うロシアの次の一手は。