「国際」の最新記事一覧
-
2018/12/21 佐々木伸トランプ大統領による米軍のシリア撤退発表は、同盟国はもとより、ホワイトハウス、ペンタゴン、国務省ら米政府内も驚く突然の決定だった。その背景に何があったのか。そこには、シリアをめぐって「大統領とエルドアン・トルコ大統領の思惑の一致」(ベイル…
-
2018/12/21 早川友久学者出身で、党内にも権力基盤をまったく持たなかった李登輝さんはなぜ、国民党の独裁体制を破壊し、台湾を民主化へと導くことができたのか――。唯一の日本人秘書である早川友久さんが、その知られざる背景を解き明かします。
-
2018/12/21 土方細秩子政権発足以来「地球温暖化はウソ」などと語り、オバマ政権で打ち立てられた環境政策を次々に覆すトランプ大統領。これに真っ向から対立しているのが以前から連邦政府より進んだ環境対策を実施しているカリフォルニア州だ。今年には欧州の数カ国に習い、「2…
-
国防は経済に優先する
2018/12/21 國分俊史2018年、米国は中国による情報抜き取りへの警戒感をあらわにし、中国企業を名指しで自国市場から排除した。米国と同盟国の矢継ぎ早の動きを見ると、経済への悪影響による政策の「ゆり戻し」は起きそうにない。
-
2018/12/21 岡崎研究所トランプ大統領は米国が再び世界で指導的役割を担うことを考えている。12月にベルギーで行われた米国務長官の演説は明確な中国、イラン、ロシア批判であり、欧州が「米国第一主義」を批判する中、NATO本部やEU本部のある都市で演説をした意義は大き…
-
米中5G戦争――通信速度「100倍」が生み出す世界
2018/12/20 尾崎史生通信速度が現行の4G携帯電話と比べて100倍になるとも言われる5G。自動運転や遠隔医療など単なる通信を超えた社会基盤になる可能性がある。米中で主導権争いが始まっているが、日本勢の影が薄い。
-
選択肢を与えられていない中国
2018/12/20 立花 聡ファーウェイの孟晩舟副会長はカナダで逮捕され、米国への引き渡しの審査手続にあたって現在保釈中である。政治面と司法面から、この事件は概ね3つのシナリオを描けるのではないかと思われる。
-
2018/12/20 岡崎研究所12月の米中首脳会談で「関税戦争」に90日間の「停戦」合意が発表された。米国側はより強硬な姿勢が予測されており、「中国製造2025」を問題視していくと思われるが、中国がこの国家戦略を後退させるとは考え難い。「和平」に向かう見通しは全くない。
-
2018/12/19 田村明子今年も、マンハッタンのロックフェラーセンターにクリスマスツリーが点灯された。このクリスマスツリーの始まりは、1931年、大恐慌の真っ最中にロックフェラーセンターの建築に携わっていた労働者たちが寄付を集めてたてたツリーだったという。現在では…
-
2018/12/19 岡崎研究所ロシアがウクライナの艦船を攻撃した件に対し国際的な批判が高まっている。戦争に値する行為であり、米欧日はそれなりの対応をしていくべきだろう。また、この状況に対してウクライナでは30日の戒厳令発布となり、民主主義への懸念が寄せられている。
-
2018/12/18 佐々木伸トランプ大統領は今週末からクリスマス休暇のため、フロリダ州パームビーチにある別荘「マール・ア・ラーゴ」に移る。例によってゴルフ三昧の日々を送る計画だが、議会下院で野党民主党が多数派を握る中、ロシアゲートや不倫疑惑の捜査がヒシヒシと迫ってい…
-
2018/12/18 立花 聡もともと米大統領の年俸は40万米ドル(約4500万円)と決められていたのだが、トランプ氏はこれを辞退し、たった1ドルという年俸を受け取っている。要するにただ働きだ。
-
2018/12/18 栖来ひかり昨年の流行ワードがネット用語を中心としたバズワードだったのに対し、今年は打って変わって現実の大イベントに即した結果となっている。
-
2018/12/18 飯塚恵子英国の欧州連合(EU)離脱、いわゆる「ブレグジット」をめぐる政治は、主に英側での三つの「混迷」が複雑に絡んだ結果の行き詰まりである。特に、メイ英首相の宰相としての力量は、混迷の深まりに大きく関係している。英国政治の低迷がドラマチックに露呈…
-
2018/12/18 岡崎研究所米中対立が激化すると、中国は、アジア諸国に対して微笑外交になり、米中が協調しているか米国が強く出ない時は、近隣諸国に対して、強圧的態度で臨む。この中国外交のアプローチの変化には、騙されないことが重要である。
-
2018/12/17 海野素央今回のテーマは、「ファーウェイ事件とトランプ流ディールパターン」です。中国の通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」の孟晩舟副会長兼最高財務責任者(CFO)が12月1日、米国の要請によりカナダのバンクーバーの空港で逮捕されました。孟副会長…
-
2018/12/17 斎藤 彰サウジアラビアの著名ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏(当時59歳)惨殺の衝撃的ニュースを耳にして45年前、東京都心で白昼発生した「金大中拉致事件」に思いをはせた日本人は少なくないだろう。だが、両者の間には決定的な違いがあった。金大中氏…
-
2018/12/17 宮下洋一英国のEU離脱協定を巡り、英国とスペインの間で「ジブラルタル」問題が過熱した。ジブラルタルとは、一体どのようなところで、両国間の争いとは何なのか。
-
2018/12/17 岡崎研究所11月、バングラデシュとミヤンマーはロヒンギャ難民のミャンマー送還のため、無理やりバスに乗せようとしたが、多くの者は逃げ出し企ては未遂に終わった。難民問題は解決が見えず、迂遠かもしれないがASEANに地域の問題解決を促す以外にあまり良い策…
-
オーストラリア自転車&キャンプ旅2000キロ走破 第14回
2018/12/16 高野凌グレートオーシャンロードは変化にとんだ海岸線で世界的に有名である。断崖絶壁と奇岩が立ち並ぶ絶景により、近年オーストラリア観光のハイライトとして脚光を浴びている。メルボルンからワーナンブールまで12日間かけて約300キロをキャンプしながら走…
|
|
|
