米アジア回帰は今からでも修正できる

「アジア回帰」という言葉は中国を対象にして考えられた用語にもかかわらず、オバマ政権の曖昧な立場により中国の行動をうまく規制できず…

映画ゴジラは「軍国主義復活への宣伝」 中国保…

「映画『ゴジラ』は日本の軍国主義復活のための政治宣伝」？のけ反りそうになる論評が中国のサイトに掲載されている。

太平洋における米豪の協力 中国への「メッセー…

豪州にとって中国は重要な経済パートナーであるにもかかわらず、東アジアの海域における中国の行動をけん制したことの意味は…

インドネシア・フィリピンの海洋紛争解決から得ら…

中国の根拠なき主張への対処

2003年まで進展のなかったインドネシアとフィリピンの海洋境界交渉が最近妥結した。これは、南シナ海紛争国に重要な教訓になる。

中間選挙よりも温暖化対策？ 噴出するオバマの…

オバマのCO2削減策は、単なる気候変動対策にとどまらず、政権の象徴的な出来事だと言える。

ブラジルの土となった平賀博士

ブラジルの驚異的な経済発展の陰で、多くの日本人移民が主に農業分野でブラジル経済を支えてきたことは、多くの日本人が知っている。しかし…

ISISはどのように力をつけてきたか

その戦略とイラク情勢の見通し

今後のイラク情勢を見通すためには、ISISの性格と戦略を理解する必要がある。

冷え込む日中関係 偶発的危機をどう回避するか

日中両国の軍の船舶、航空機に不測の事態が生じないような、また万一生じた場合にも、それを封じ込める措置を講じる必要があるが…

ノルマンディー上陸作戦70周年の 機会を捉えた…

6月に開催されたノルマンディー上陸作戦の70周年式典。オランド大統領はこの機会を捉え、ウクライナ紛争を解決するための外交の場とした。

歴史で解き明かす中国とロシアの「正体」

ウクライナ問題以降、中露の蜜月ぶりと一方で根本的な相違も指摘されるが、決定的に決裂しない要素を、両国は共有しているように思われる。

日本は中国のカウンターウェイトたりうるか

アジアにおける平和と安定の維持のために

日本を誰よりもよく知るアメリカン・エンタープライズ研究所の日本部長・オースリンが、安倍総理のシャングリラでの演説を分析すると…

「反日」前のめりの習近平の狙いは何か

「利用される対象」としての日本 「盧溝橋」77年記念式典の「異例さ」

盧溝橋事件から77年を迎えた記念式典に出席した習近平。その「異例さ」から読み解く、中国の国内事情とは…

軍に忠誠を誓わせた習近平 江沢民派との権力闘…

改革の前提となる権力掌握のための闘争を続ける習近平指導部。党籍剥奪の処分が報じられた徐才厚の事案から見えてくるのは…

国家として共有の「物語」を失ったイラク

WPとFT社説から考える対応策

混乱のイラク情勢。米国はマリキ側に立つしかないというWP、三派の協力体制の構築を急ぐべきというFT。それぞれ社説で論を展開している。

中国の危険なパワープレイ アジア・太平洋諸国…

中国は武力を背景とした独善的な対外姿勢を打ち出すことによって、アジア・太平洋諸国のなかで孤立を深めつつある。

米国が抱くイスラムへの幻想

米国は穏健を装うイスラム復興主義者に惑わされた。新しい現実を受け入れ、エジプトのシシ政権との関係を築くべきである。

ASEANの進化と中国への対応

ASEANの意思決定を、コンセンサスから多数決に変えるべきである、というのはたびたび出てくる主張だが…

中国、言論抑圧の嵐の中で高まる「激論」 人権…

習近平指導部は人権派弁護士の団結を恐れ、彼らの行動をより一層許さなくなった。「天安門事件25年」の中で起こった浦志強氏の事件とは…

ウクライナ問題でプーチンが払った代償

ウクライナの不安定化は願っても、内戦による混乱は望んでいないプーチンは、難しい舵取りを迫られている。

現実的な日本の対北朝鮮政策 日朝合意が良いス…

5月の日朝合意について、海外では比較的好意的な論調が多いようだ。楽観は許されないが、良いスタートが切れたと言えるだろう。