日本はいかにして尖閣を守るのか

日中が尖閣を巡って戦った場合どうなるのか――。中国が圧力を公然とかけてくる中で、現実を直視し、作戦計画も作っておく必要がある。

チベット弾圧史に見る 中国「核心的利益」の維持…

党大会という中国が大きな節目を迎える裏で再来日を果たしたダライ・ラマ

61年前中国に自立を奪われたチベット。その中国の文攻武嚇に弾圧されてきた歴史は、尖閣をめぐって中国の圧力に晒される日本も参考にできる。

「砲艦外交」に「海洋消耗戦」 中国のシーパワ…

東南アジアにとって大問題の中国海洋パワーの増強。今後10年間は中国が南シナ海から米軍を追い出す力を獲得する見込みはないと思われるが…

東、南シナ海で暴走する台湾

自らの主権に対する潜在的脅威は中国から

馬総統は南シナ海で実弾演習を行い尖閣には40隻の漁船を送り込んでいる。台湾はASEAN、日本、米国と協力し地域の安定に資するべきだ。

印パ ミサイル開発と実験の乖離も 軍事衝突の危…

核兵器数が過去10年で倍増した印パ。巡航ミサイル開発は相互に関係ない形で行われてきたが、互いを念頭に置いていないわけではない。

QE3への賛否 繰り返される「銀行学派VS通…

このほどFRBが踏み切った第三弾の金融緩和。賛否の論争は、過去20年近く繰り返されてきたものと同工異曲だ。3つの留意点も整理する。

中国の空母はいずれ脅威になる

中国が空母を就役させたが、運用面で数々の問題に直面するだろう。運用するには、中国は少なくとも次の四つの問題を克服する必要がある。

2012年米大統領選 予測と結果解釈の党派ギ…

共和党と民主党の専門家の読みが直前まで乖離していた2012年選挙。2つの象徴的な論争を手がかりに、そのギャップを読む。

対イラン政策 8つの選択肢

経済制裁と核開発抑制との間の「綱引き」

対イラン交渉は、西側の経済制裁の緩和とイランの核開発の抑制との間の綱引きと見るべきだ。

日韓 歴史問題を離れて軍事面での協力強化を

高い軍事能力を持つ日韓両国の間には、日本の植民地支配に由来する歴史的な反感や領土紛争の為、協力関係は殆ど存在しない。

尖閣問題 3つの解決策

エコノミスト誌も報じたアジアにおける緊張の高まり

尖閣問題は資源などの経済問題ではなく、政治・戦略的な問題、アジアの将来の在り方を決める問題という性格を持つ。

グリーンランドに中国人5000人！？

グリーンランドで氷が溶け、資源が大量に見つかり始めた。中国人労働者を送る案も囁かれている。

中国の経済カードは有効か？

中国は戦略目的で経済力を振り回すことに意欲的だ。現在は日本が標的になっているが中国の利益にならない。中国は早く目を覚ますべきだ。

オバマ陣営は支持基盤の動員強化 ネットによる…

オバマ陣営が「投票率」にこだわる理由とは。意外と知られていない投票の仕組みについても分かりやすく解説する。

共和党「最重要州」としてのフロリダ州 ユダヤ…

2012年大統領選挙でロムニーが勝ち抜きたいフロリダ州は、政治的には7つのブロックに分けられる。

レーガンの元スピーチライターが語るロムニー 土…

「ロムニーをもっとロムニーらしくしろ」――。共和党が信奉するレーガンに直接仕えた人物は、ロムニー候補をどう見ているのだろうか。

プーチンの愛国主義政策で 米大統領選後の米ロ…

最近、プーチン大統領の「愛国主義」的な政策と反欧米路線が相次いで表面化してきている。その実態とは…

中国のナショナリズムを過小評価するな

中国が代償なしにナショナリズムの怒りを発散し得ると考えないように、米国はしっかり対応すべきである。日本にとっても有難い論だ。

ヒスパニック票と大統領選 フロリダ州キューバ…

いよいよ迎える米大統領選。今回もヒスパニック票の動向が注目される。

米中軍事交流復活 中国の悪癖を助長しない考慮

東アジアの緊張は中国が強引な領土主張が根本的な原因のため、米中軍事交流を復活させることは問題解決のほんの一部にしかならないだろう。