氾濫する子育て情報、混乱する親が押さえるべき一…

今は誰でも自分の子育てについて発信できる時代。ある人はこう言っているけれど、別の人はこう言っている。正反対の答えがあちこちあって、「何を信じていいのか分からない」となりがちです。

「赤ちゃんポスト」が浮き彫りにする追い詰められ…

『なぜ、わが子を棄てるのか』山室桃氏インタビュー

11年前、熊本市の慈恵病院に設置された「こうのとりのゆりかご」、いわゆる「赤ちゃんポスト」は大変な議論を巻き起こした。現在も設置されているこの赤ちゃんポスト、この10年間で何が変わり、変わらなかったのか。

どの子も、いじめの被害者にも加害者にもなり得る

親にできることは？

20年以上にわたって記者・キャスターとしていじめ問題を取材してきた日本テレビの岸田雪子さん。取材現場からすくい上げてきた被害者やその家族の言葉から、大人が子どもとどう向き合うべきなのかを考えさせられる。

子育て中の親がもし病気になったら……周囲も知っ…

子育てに悩みはつきもの。また、子育てに忙しい時期は、一般的に親たちが仕事上のキャリアを築く時期とも重なりやすい。こういった時期に、もし親のどちらかが大病を患ったら……。『子どもを持つ親が病気になった時に読む本』は、このような親たちの不安や…

親子が自信を育て合う、「かけ算子育て」のススメ

子どもに自分らしさを発揮し、得意を伸ばしてほしいと望む親御さんに、心がけて欲しい3つのポイントがあります。私はそれを「子どもの自信を育てる親の3原則」とよんでいます。

自己管理力を育てる「テスト直し」で“デキル”大…

結果に対して言い訳や不満を口にするだけの人と、結果を変える行動に移れる人。この両者の違いは、子ども時代からの体験の蓄積によるものです。中でも、誰にでも取り組めるのに、大きな効果が顕著に期待できる体験が「テスト直し」です。

子どもの「言い間違い」は直さなくても大丈夫？

『ちいさい言語学者の冒険』広瀬友紀教授インタビュー

生まれたばかりの赤ちゃんは何も話せないのに数年後には母語を話すことができるようになっている。当たり前じゃないかと思われそうだが、よくよく考えるとすごく不思議なことだ。子どもはいかにして母語を身につけるのか、その過程で何が起こっているのか。…

共働き子育て家庭に「朝ごはんミーティング」が必…

本当に役立つ「時短子育て術」（2）

朝ごはんタイムで一番大切にしたいことは、「ゆっくり落ち着いて」食事をすることです。「朝は1分でも惜しい」という気持ちから、朝ごはんはとにかく早く済ませようとする方がいますが、子どもの自立を育むという視点からは、慌ただしい朝ごはんはお勧めで…

体罰は百害あって一利なし、「不適切な養育」が子…

体罰を容認する人は、「しつけに体罰が有効である」「子どもが生意気にならないために、ときには殴ることが効果的だ」と思っているのかもしれない。しかし、実際には体罰は子どもの成長に「望ましくない影響しかない」という研究結果が出ている。

なぜ日本社会は虐待事件を防げないのか

『児童虐待から考える』杉山春氏インタビュー

増え続ける児童虐待、今保護者と子どもに一体何が起きているのだろうか――。

親の言うことばかり聞く子どもには危機感を持った…

公立中学が挑む教育改革（7）千代田区立麹町中学校・工藤勇一校長

「宿題は出さない」「固定担任制は廃止」。麹町中学校校長の工藤勇一氏は、次々と急進的な改革方針を打ち出す。さらに2018年度からは、これまで当たり前に行われていた「テストの常識」を変えるという試みも……。しかしその舞台は公立中学。我が子を預…

共働き家庭の悩み「子どもの勉強」に対する関わり…

本当に役立つ「時短子育て術」（1）

昨今増えている共働き家庭、その中で「塾通いをしている子」もますます増えているという。塾での勉強、家庭での宿題を求められる子どもの比率は高まっており、ただでさえ時間のない親の悩みの種となっているようだ。

男子の性教育、親はどう向き合えばいい？

「寝た子を起こすな」も「ポルノ情報で十分」も間違い

「寝た子を起こすな」つまり、子どもにわざわざ性的好奇心を喚起させるような情報を与えるなという意味で、性教育を必要ないと言う人がいる。一方で、ポルノ情報を与えれば、特に男子にとってはそれが性教育になると言う人がいる。どちらにも賛成できない。

「無理に一つの家族になろうとしなくていい」ステ…

マーケティングの有名な格言として「ドリルを買おうとしている人は、ドリルが欲しいのではなく、穴を開けたいのだ」というものがあります。手段や形ではなく、相手の本当のニーズが何か、それはなぜかを意識することの重要性を説いています。家族関係に消費…

夫を憎みたくない妻はFBIに相談した。「子ども…

『子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法』は、過激なタイトルの一冊だ。著者はNYに暮らすフリーライターの女性で同書は翻訳本だが、タイトルは原題のままだという。日本でも、「子どもが生まれてから妻は変わってしまった」「出産後、夫に愛を感じなく…

習い事で早期英才教育？翻弄される現代の親子

『習い事狂騒曲』に見る、親が子どもに求めるもの

習いごとは今や、お受験と同様に大きな関心事になりつつある。現代の親子にとって、習いごととは何なのか。幸せな体験にするためのコツはあるのか。育児・教育ジャーナリストのおおたとしまささんに聞いた。

塾や習い事とも違う、子どもたちが「地域で遊ぶ」…

新宿区・西落合「こどもDIY部」

今の子どもは大変だ。コミュニケーション能力、発想力、思考力、表現力……。学歴はありきで、さらに学力では測り切れない様々な力が求められる。一方で、もしかしたらそれらは昔であれば普段の生活や遊びの中で自然と身に付いていたものもあるのでは？ と…

仕事・家事・育児「このままでいい？」、父親・母…

ワーママ5年目のリアルな悩みと本音の解決策

「ワーママ5年目」は、仕事と育児の両立にちょっとこなれてきて、ここからアクセルを踏むのか、それとも小学校入学を前にブレーキを踏むのか……。そんな悩みが出てくるタイミング。

トイレトレーニングがぜんぜん進みません

小児科編・第36回

2歳の子どものトイレトレーニングが進みません。トイレにいってもトイレットペーパーなどで遊んでしまいます。このままでも大丈夫でしょうか？

育児を「しない」父親、「できない」父親

『ワンオペ育児』 藤田結子教授インタビュー

昨今育児に関する話題がメディアでも多く取り上げられ、ＳＮＳなどでも話題になっている。育児の大変さはなぜこんなにも理解されないのだろうか。