JFKもインターン生と関係
さて、華やかな女性遍歴ということでは、1963年に暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領(民主党)を忘れることはできない。〝セックス・シンボル〟といわれたマリリン・モンローらとも浮き名を流したことはいまでも世界中で語り草になっている。
2003年5月、米紙「ニューヨーク・デイリーニューズ」が、ケネディ大統領がやはり、若いホワイトハウスのインターン生と関係を持っていたーと報じた。何十年も前の話ではあったが、デイリー・ニューズ紙は、クリントン大統領の不倫疑惑とそっくりのケースであることから読者の興味を引くと考えたのだろう。
この女性は19歳だった1962年から翌年、大統領が暗殺されるまで、関係を持っていたという。その後、回想録を出版(邦題『私はジョン・Fの愛の奴隷だった』、ビジネス社)したが、そのなかで、大統領との関係を赤裸々に告白しているが、過激な描写には驚いた。
日本では国会で追及された首相も
政治家と女性スキャンダル。わが国でも〝芸者スキャンダル〟によって、わずか2カ月で退陣に追い込まれた首相がいたし、国会で野党議員から愛人の存在を実名で追及された首相もいた。セックス。スキャンダルというのは、時の古今、洋の東西を問わず、政治にはつきものなのか。
それにしても、トランプ大統領の女性スキャンダルは、弾劾裁判まで発展していくのだろうか。現在進行中で、状況は連日、刻々と変化している。米国初のニュースから目を離せないようだ。
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