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2020年1月27日

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本田圭佑氏、写真はフィテッセ入団会見時(ANP Sport/AFLO)

 行きつく場所はどこになるのだろうか。サッカー元日本代表MF本田圭佑のことである。ブラジル・リオデジャネイロを拠点とする同国1部の古豪ボタフォゴFRからオファーを受けていることが判明。まずブラジルの現地報道で伝えられ、その事実を本田も公の場で認めた。そしてボタフォゴのアルベルト・ヴァレンチン監督もチーム監督会見の場で「確かにチームは本田にオファーをした」と明言。その上で「本田はクォリティーの高い選手であり、経験もあって年齢的にも終わっていない。仮に実現すれば疑いようもなく良い補強だ」などとラブコールを送る33歳のMFを激賞した。

 チームは今冬、主力のMFジョアン・パウロが米MLS(メジャーリーグサッカー)のシアトル・サウンダーズへ移籍することがほぼ決まっており、それに伴う補強策として本田に白羽の矢が立てられている。

 ただ、本田とボタフォゴは交渉中の段階。契約締結が秒読みとなっているわけではなさそうだ。それでもブラジルでは大手放送局「Rede・Globo」や「FOXスポーツ・ブラジル」などが本田を相次いで特集。各メディアは「ボタフォゴ・本田」の誕生の可能性を比較的高いと踏んでいるようである。

 本田側も代理人を務める実兄が次の移籍先との折り合いをつけるため、年俸を含めた条件を下げ始めていると伝えられている。しかもボタフォゴにとって美味しいのは本田の移籍金が「ゼロ」であることだ。そうなれば相思相愛とも思えるが、本田の希望はあくまでも欧州でのプレー。

 しかしながら現状は厳しい。これまで再三に渡ってネット上を賑わせた現地メディア発の〝エアオファー〟もかなり多いことから水面下で実際のところ、どの程度のクラブとまともに接触できているかは不透明だ。そんな厳しい状況下に置かれていても本田は本命である欧州のクラブからオファーがかかり、ユニホームに袖を通すことを粘り強く待ち望んでいる様子である。

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