Wedge REPORT

2020年1月27日

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OA枠に話題性の高い本田を投入してほしい

 まず「どう考えても無理に決まっている」というのが、大方の見方であろう。ところが意外なことに本田には追い風が吹き始めている。東京五輪出場のサッカーU―23日本代表を率いる森保一監督の余りの不人気ぶりにスポンサーや中継権を持つテレビ各局が頭を抱え込んでいるからだ。その起爆剤としてOA枠に話題性の高い本田を投入してほしいとの声が高まっているのである。民放局のスポーツ局関係者からは次のように言う。

 「東京五輪でU―23日本代表には頑張ってほしいが、ここまでまったく結果が出ておらず記録的な不人気にあえぐ森保監督を日本サッカー協会が本気で続投させるつもりならば絶望感しかない。メダル獲得など夢のまた夢であろう。それならばOA枠で本田を呼べばアンチも含めハレーションを引き起こし、悪い意味でも一気に注目されるはずだ。

 今の本田に大手広告代理店の関係者がプランナーとして付いているのは次の新天地で活躍を遂げてアピールし、東京五輪のOA枠に滑り込むシナリオを実現させるため。そのプランナーの息がかかった有力なスポンサーや複数のテレビ局が人気のない森保ジャパンの救世主としてOA枠入りを期待される本田に対し、新天地へ加入する際に何らかの形で〝軍資金=ジャパンマネー〟を先行投資する算段まで描かれている」

 そういえば森保監督への解任論が高まった今月14日、本田はSNSを通じて世間に冷静な対応を呼びかけ、批判の集中する指揮官を擁護した。うがった見方をすれば、森保ジャパンなら東京五輪のOA枠で自らが滑り込む余地があるとしたたかな計算を働かせたのかもしれない。ビジネスマンとしての顔のほうが板についてきた職業チャレンジャー・本田は〝からめ手〟を用いながら劣化するパフォーマンスを巧みにフォローし、新天地移籍と東京五輪OA枠を本気でつかむ腹積もりでいる。

  
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