〝今後の逆襲〟
とはいえRIZINは放映権を持つ民放局「フジテレビ」を納得させられるコンテンツにならなければ、かつてのPRIDEのようにいとも簡単に見切りをつけられて大会は存続できなくなり、あっさりと崩壊する。理想論ばかり、繰り返していてもプロスポーツの興行は成り立たない。嫌なら四の五の言わず、もう見なければいいのだ。
無論、そんなRIZINも日本のプロ総合格闘技のフラッグシップ。プロの世界なのだから結果を出さなければ説得力を失う。次のドミネーター戦で朝倉は「アンチ」に地団駄を踏ませるぐらい、憎たらしいまでの圧勝劇が理想だ。
常に「人に見られる」ことも強く意識しながら戦うプロフェッショナル総合格闘家・朝倉未来の〝今後の逆襲〟に筆者は誰が何と言おうとも注目したい。
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