世界潮流を読む 岡崎研究所論評集

2012年11月29日

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 台湾防衛のためには、大陸側の、ミサイル、レーダー基地の制圧は必須でしょうから、台湾がその程度の能力を持っていることは疑いなく、それが沿岸、ある程度内陸の攻撃にも使えることは想像に難くありません。それについても陳水扁時代には、米国内で問題とする意見があったようですが、韓国に対する、ミサイルに関する規制緩和措置を考えれば、台湾についてももうそういうことは考えなくても良い、と言う趣旨と解してよいでしょう。

 台湾防衛の要諦は、台湾有事に際して予想される、米議会から米政府への台湾援助の働きかけが無にならないよう、台湾が少なくとも1週間程度の継戦能力を保有することにあります。コールの、台湾にもミサイル配備強化せよという議論は、もとより、その目的にかなうものであり、理にかなったものと言えるでしょう。

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