2022年8月10日(水)

世界潮流を読む 岡崎研究所論評集

2022年1月14日

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閣僚名簿からも見えるフランス化

 閣僚名簿については、22年1月2日に発表された。財務相は第二党となったD66党首のシフリット・カーフ(夫はパレスチナ人)が就任した。彼女はアラビア語を話し、元国連で活躍したことのある政治家で、オランダ国内以上に海外で知られている人物である。

 第三次政権では第二党だったCDAのウォプケ・フックストラは外相に就任した。20人の閣僚のうち10人が女性であり、外国生まれの閣僚もいる。フランスでマクロン大統領が登場した時を思い出すが、オランダが少々フランス的になったように見受けられるとの評は12月のFTの論説の最後にもあった。

 22年前半はフランスがEUの議長国であり、マクロンは欧州の「戦略的自立」やEUの財政ルールについての首脳会議など盛り沢山の課題を掲げている。オランダとフランスとの相性が早速試されることになるかも知れない。

  
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