2024年3月1日(金)

新しい〝付加価値〟最前線

2023年7月22日

部活拝見

 当日、午後4時から部活動で使うというので拝見させてもらった。当日、見学できたのは、陸上、テニス、バトミントンだった。私はバトミントンだった。場所は体育館。講堂として使えるように、ステージがある。大きさはバスケットコートフルサイズが2面取れるほどだ。

ウォームアップ時 両手に保冷剤を鷲掴みしていることがわかる

 実はバトミントンは、羽根(シャトル)が風の影響を受けるので、実践練習が始まるとエアコンは切ってしまう。直射日光はないが、風もない。ご存知の通り、バトミントンは、すごくハード。体育館は、かなり過酷な環境になってしまう。

 部員数は全校で44人。かなりの人数だ。先生が機材を配り、身につける。アップはランニングから始まる。体育館を2周。200メートル強。体育館で50人近くが走るのだから、かなり床も揺れる。

 終わると、柔軟体操で約5分。続いて静的ストレッチで約5分。以降、サイド、クロス、前後とコートのステップワークが約8分。ここで一区切り、給水タイムとなる。アップの総計は、約20分。

 この間、生徒は、保冷剤をずっと握っていたわけだが、誰も冷たい、痛いとは言わなかった。

 あとは最後まで、トラブルなく部活を終えられるかだ。だが、これ以上は邪魔になると判断。体育館から出た。後日、問題なかったと聞いた。

 今回の検証で、使えそうだとなっても、実際の導入に際して問題はいろいろある。シャープとBiodata Bankは、熱中症予防を目的に提携したのは最近。あつらえたような組み合わせである上、理論的にもわかりやすいのだが、ビジネスの細部まで十分詰めてあるのかは不明だ。

 また今回の三鷹での検証も、前々から計画されていたものではないとのこと。とにかく短期で検証実施した感じなのだ。検証がうまくいっても、使えるのは、シャープとBiodata Bankの組み合わせだけ。一社供給で良いのかも問題。課題は山ほどある。

 ただ、今一番大変なのは学校だろう。エアコンをつけたと思ったら、次は部活動時の熱中症。本当に大変だ。今回のようなかなりリーズナブルな方法で熱中症予防ができるなら、本当に助かると思う。できる限り、大人的な話は置いておきたいものである。今から本格的な暑さとなるが、頑張る生徒たちには、熱中症と無縁な生活をしてもらいたい。

   
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