2024年6月15日(土)

田部康喜のTV読本

2024年4月28日

 さらに、中島教授の助教である水ト健太朗(内村遥)も脅迫まがいの手段をつかって、中島教授が最初の鑑定では出なかったので、姫野検事が緋山から提出されたDNAを混入させて二度目の鑑定で、証拠をでっちあげたことも法廷で明らかにする。

明墨はなぜ、“無罪請負人”となったのか

 「アンチヒーロー」は久しぶりに最終回まで目を離せないと思わせる傑作である。

 法廷劇と並行して、明墨がかかわった事件、しかも彼が「アンチ」の道を歩むことになった事件が伏線として張られているのも、これからの見どころである。

 Episode 2 のラストシーンで、明墨が訪れる墓碑の「REIKO MOMOSE(1978-2018)とは誰なのか? この人物と絡むと思われる獄中から明墨と文通を続ける男とは? さらに、明墨の愛犬を可愛がっている児童福祉施設に入っている紗耶(近藤華)とは?

 緋山の無罪判決を受けた東京地検検事正の伊達原(野村萬斎)の言葉も、これからのドラマの波乱を感じさせる。

 「組織ってこわいね。全部有罪にしろ、なんていってないのに。(明墨は)顔をはいいし、目立つよね。けど、ちょっとうるさいよね」

「Wedge」2023年1月号では、椎名林檎氏が混沌とした社会へエールを送る連載 Letter 未来の日本へ『音楽家として、母として 知的で優しい日本の皆様へ』を掲載しております。記事は、アマゾン楽天ブックスhontoの電子書籍「Wedge Online Premium」でもご購読できます。
 

   
▲「Wedge ONLINE」の新着記事などをお届けしています。


新着記事

»もっと見る