2024年7月18日(木)

BBC News

2024年7月18日

イギリスで17日、議会の新しい会期が始まり、国王チャールズ3世が政府の施政方針演説「国王の演説」を読み上げた。今月初めの総選挙で労働党が圧勝してから初めての会期となる。

君主が議会を開く式典には、チャールズ国王とカミラ王妃が6頭立ての馬車で到着。王冠運ばれ、黒杖官の前で議会の独立を示すなど、伝統的な儀式が続いた。

労働党新政権のキアー・スターマー首相は、自分の政権構想は「イギリス経済からブレーキを外す」もので、「政治は善のための力になり得るとイギリス国民に示す」ものだと述べた。

今回、労働党が示した、イギリスの経済成長を促進する計画の中心には、住宅やインフラの建設を容易にするための都市計画制度の変更がある。

一方で、公的扶助の増額を第2子までとする上限の撤廃などが盛り込まれず、党内外から批判を浴びた。

この日の下院では、議事堂内で座る側を入れ替わったスターマー新首相とスーナク前首相が雑談したり、スーナク氏が自分の今の立場について冗談を言ったする一幕もあった。

BBCのクリス・メイソン政治編集長が解説する。

提供元:https://www.bbc.com/japanese/articles/c87r33jm33mo


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