成功した移民が新来の移民に厳しいというのはよくみられることではある。だが、恵まれた者、成功した者が自分本位であるのはみっともないという考え方が以前はあったが、トランプ政権のメンバーにそれは見られない。国際関係においては「アメリカ・ファースト」であるが、国内においては「自分たちファースト」と言えるような状況である。
「バンス政権」誕生はあるか
副大統領を甘く見てはいけない。今は活力十分のトランプも任期中には80歳の大台にのる。現職に何かあった時は、副大統領が大統領になる。
米国では大統領が死去もしくは辞任して副大統領が昇格した例は9例ある。トランプ大統領が第47代大統領であることを考えると比較的多いと言えるのではないだろか。
また憲法の規定によりトランプに3期目はない。トランプ後にはもとの世の中に戻ると考える共和党穏健派の期待とは裏腹に、トランプ的考えをより過激な形で煽って、トランプ主義者たちの支持を得たバンスによって、似たような世の中が続く可能性は決して低くはない。