「ファンの皆さんの熱意は本当にすごい。中国語(繁体字)の原作小説を“魔翻訳”して読んでいる方もいます」(筒井さん)
「魔翻訳」とは翻訳アプリを駆使して、外国語コンテンツを読むことを言う。紙の本をカメラで撮影して翻訳という手順は考えるだけで面倒くさすぎる作業だが、作品愛の力でその課題を突破しているのだとか。
ブームはまだまだ続くか
公開から5カ月弱が過ぎた今、「トワイライト・ウォリアーズ」の公開館数はだいぶ減ってしまったが、ファンの熱はまだ収まっていない。6月には舞台セットの公式写真集が宝島社から出版されるほか、7月には原作小説の翻訳が早川書房から出版される。
これだけの熱気を生み出す映画はそう多くはない。未見の方は今からでもまだ遅くない。このムーブメントを体験してほしい。