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2025/03/12 高口康太
中国のモノの輸出では、EV(電気自動車、太陽光パネル、バッテリー)が新・三種の神器と呼ばれているが、サービス輸出ではネット小説、ネットゲーム、ネットドラマが「文化輸出、新・三種の神器」と呼ばれている。中国ゲームについて解き明かしていこう。
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2025/02/06 高口康太
中国発のAI(人工知能)「DeepSeek」(ディープシーク)が話題だ。米国でパニックじみたディープシーク・ショックが起きている一方、よくわからないのが中国の反応だ。世界を騒がせたディープシークを中国人がどのように見ているのかを見ていこう。
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2025/01/23 高口康太
中国の2024年の経済成長率は予想以上の高水準となったが、成長を支えたのは貿易黒字の増加。中国の輸出急増は世界各国の警戒感を高めている。関税引き上げを公約に掲げる米国のトランプ大統領の誕生もあり、2025年は中国の輸出が国際問題の焦点とな…
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2025/01/22 高口康太
トランプ大統領就任は中国にどのような影響をもたらすのか?その最初の影響は人民元高という意外な形でもたらされた。SNSではトランプ大統領の一挙手一投足がニュースとなり、振り回される日々が始まりそうだ。
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2025/01/08 高口康太
「中国史の知識は、現代中国と対峙して分析するという『業務』の上では、会計やプログラミングなどと同様に役にたつ実用的知識である」。紀実作家の安田峰俊氏は著書『中国ぎらいのための中国史』で断言する。中国史は本当に「ビジネスに使える」のか?
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2024/12/17 高口康太
2024年秋の中国株式市場は、2000年以降に生まれた若者にとって、初めて参入できる“爆上げ相場”になるのではないか――。日本ではあまり多くは報じられていなかったが、中国マーケットはこの秋、熱い鉄火場を迎えていた。
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2024/11/11 高口康太
トランプ2.0が世界に衝撃を与えている。2016年からの第1期政権と同様、今回も予想外の行動、政策によって多くの波紋を生み出すことは確実だろう。今や米国にとって最大のライバルとなった中国も例外ではない。
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2024/09/20 高口康太
中国・広東省深セン市で、日本人学校に通う10歳の男子児童が登校中に刃物で刺され死亡する事件が起きた。日本と中国の多くの人々に悲しみと怒りをもたらすものとなったものの、だからこそ、同様の事件が相次ぐ可能性が高い。
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2024/08/31 高口康太
中国人“アナウンサー”によるNHKラジオの中国語ニュース番組での不適切発言の波紋が広がっている。国益のために税金を投じている国際放送で、日本の立場と反する見解が流れたのだから、大問題であることは間違いない。なぜこのような事態が起きたのか。
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2024/08/21 高口康太
「中国EV、東南アジアでの販売が急伸!日系自動車メーカー危うし」――。こうしたニュースを目にする機会が増えた。実際に東南アジアでの中国EVの販売台数は急増しているが、日系自動車メーカーとして脅威なのか。
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2024/07/31 高口康太
中国共産党の重要会議「三中全会」は、中国国民の経済への悲観ムードの払しょくを期待されたが、株価への影響もなく、“大逆転の切り札”とはならなかった。なぜ失望が広がったのかを考えるとともに、なぜが期待されていたのかも抑えておきたい。
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2024/06/24 高口康太
安い中国製品の氾濫がこの1年あまり、改めて注目が集まっている。中国はどのようにして安すぎる製品を作っているのだろうか。もっとも話題に上がるのが補助金だろうが、それだけではなく、技術革新も進められている。EVと越境ECから実態を見ていく。
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『TSMC 世界を動かすヒミツ』著者・林宏文氏インタビュー
2024/05/01 高口康太国際情勢と世界経済を左右する戦略物資となった半導体の製造世界シェアの60%を担う台湾のTSMC。世界で注目される企業の顔が見える書籍が『TSMC 世界を動かすヒミツ』だ。著者の林宏文氏にTSMCの強み、弱点、そして日本進出を含めた今後の展…
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2024/04/01 高口康太
中国がデフレに陥ったのではないか。昨年来、ささやかれている懸念だ。その数字は万年デフレと揶揄されてきた日本と逆転している。これは、米スターバックスのような世界チェーンも巻き込む。中国経済と世界経済はどこに向かおうとしているのか。
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2024/03/06 高口康太
米ユニバーサル・ミュージック・グループがTikTokへの楽曲提供契約を打ち切った。音楽業界ではこれまでもプラットフォームと利益配分をめぐる対立が起きてきたが、今回はクリエイターの〝民主化〟とAIの発展という二つのトレンドが大きく揺るがして…
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2024/01/14 高口康太
台湾総統選で与党・民進党の頼清徳候補が当選した。民進党政権が3期連続で継続することとなったが、13日夜の支持者らを集めたイベントで登壇した民進党幹部には苦渋の表情が見られた。なぜか。
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2024/01/12 高口康太
習近平総書記の人となりはいまだ謎に包まれているが、政権運営を見ると、生産力を高める制度改革やイノベーションが大好きな側面が見えてくる。ただ、足元の不景気には財政出動や金融緩和による需要創出と、中国経済は成長するという予期の回復が不可欠だ。
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2023/11/28 高口康太
電気自動車(EV)はこのまま普及するのか、それとも壁にぶち当たって失速するのか。この数年というもの、飽きるほど聞いた論争だ。2021年以後は普及派を勇気づけるニュースが多かったが、24年は否定派が勢いづくニュースが増えるかもしれない。
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2023/11/06 高口康太
李克強前首相の突然の死は中国国民の怒りを呼び覚ましたのか。この反応にネットと世論の乖離が生まれている。また、習近平国家主席との政策、路線の対比が語られるが、果たしてそうなのだろうか。
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2023/10/23 高口康太
中国の不動産不況のニュースが日々報じられている。大手デベロッパーの恒大集団や業界最大手の碧桂園はじめ資金繰りに苦しむ不動産デベロッパーは多い。年内にデフォルトに陥る可能性がある企業は65社に達するという。いったい、何が起きているのか。
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