夏恒例! 家族でキャンプ
で、夏っていったらもうひとつ、わが家恒例の「貧乏キャンプ」。
房総方面の海岸や、養老渓谷などの川べりなんかにテントを張って泊まるキャンプ。
実はこれ、5回目に話した毎年夏休みに学校に泊まる「防災被災訓練を兼ねた一泊キャンプ」のもとになったものなんです!
で、なんで「貧乏」なのかというと、宿泊代がタダだから。
でも、その分食べ物はチョー豪華! 贅沢な牛肉や新鮮な魚なんかもね。ときには釣り船を仕立てて漁師もどきに釣り上げた大量の魚を刺身や真夏の太陽で干して食べたりもしますしね。
で、貧乏キャンプを始めたのは、子どもたちが小さかった頃。初めは旅館や民宿などを使ってたの。でも、私も若かったからお盆くらいにしか休暇がとれなかったの。てことは、宿代も高いし混んでるし、冷めた焼き魚なんかは美味しくないし、子どもたちもド~ンとそろった和食なんかは食べないし、で、もったいないからね。
しかも、私もワイフも東京生まれの東京育ちだからクルマの免許を持ってないの。不便を感じないのでいまだにないし。ていうか、被害者になるのも嫌だけど、加害者になることがもっと怖いから。
ついでに言うと、いまだにケータイを持ってません。ていうか、嫌なんだよね、追いかけられるのが。どうもスローなアナログ人間みたい、私は。
で、家族みんなで鍋やキャンプ道具を持ち、電車に乗ってね、地図をたよりに行き当たりばったりに適当なテントが張れる場所、これが肝心なんだけど、水が確保できることは最低条件。トイレもあればグッドだけれど、なくてもワイフもなんとかするみたい。子どもはもっと平気だしね。
で、場所が決まればもうキャンプはこっちのもん。貧乏キャンプの始まりです。
若いお父さん家族と一緒に
そんな貧乏キャンプの話を秋津の仲間にしていたら、山口県の周防大島出身の若いA父さん家族も「行きたい」とのことになり、一緒にある年に行きました。
で、A父さんは夜寝れなかったんだって。
「だって、うちは瀬戸内海だから波の音がほとんどしなかったし、ここの波の音が今にも襲ってきそうで怖くって……」てね。