「お子さんがたくさんいて賑やかでしょう?」と、最初の注文運びの際の一言。
「楽しいです」と、けだるそうに私。うちの子も入れると6人ですからね。
ヤッホ~ッ! キャンプは楽しいよ!
おばあちゃんが2度目に来た際の一言。
「内孫さんでしょ? 息子さんと似てますからね」と、おばあちゃんは、A父さんのことを私の息子と思い込んじゃっていたんです。
で、私は疲れもあり話すことが面倒でもあり、うっかり「はい」と言っちゃったんです!
その一言が、C子ちゃんを刺激し、私にとってのC子ちゃんとの苦い物語の始まりになっちゃったんです。
「お父さん、ユーくんはどうしてウソつくの」と、C子ちゃんはか細い声で父さんに問いました。
「うん、どうしてかね」と、やはり疲れているA父さんもけだるそうに応じます。が、それ以上は言いません。
で、あわてて私はC子ちゃんに「ゴメン! ウソついちゃって」て謝りましたがもうあとの祭り。
C子ちゃんは反応してくれませんでした。
で、その後に秋津でC子ちゃんに会うごとに、「あんとき、ウソついてごめんね」と謝り続けました。
でも、いつしかC子ちゃんと修復し、今ではお嬢さんになったC子ちゃんと普通に話しています。
なので、子どもにはどんな場合でもいい加減な対応やウソをついてはいけないことを、嫌というほど学びました。C子ちゃんには感謝しています。
学校を拠点に楽しくチープに子縁を介して
こんな貧乏キャンプの経験から、さっき話した学校に泊まっての「防災被災訓練を兼ねた一泊キャンプ」が始まったんです。遠くに大勢の子どもを連れて行くのは大変だけど、学校に泊まるんなら親も参加しやすいし、何かがあっても家が近いから安心だしね。