2026年8月16日(日)

モノ語り。

2026年8月16日

下町のミシンを守れるか

 そんな早川さんにも心配の種があります。

 「墨田区や台東区など東京の下町にある家内制ともいえるような縫製工場はどんどんなくなっています。特に『ミシン屋』という、ミシンを調整してくれる職人さんがいなくなっています。同じミシンでも『ミシン屋』の調整で大きな違いが出るのです。

 岡山ではデニムや制服が有名なように、こうした地域では、例えるなら馬力が大きいミシンに調整されます。一方で、東京などではスピードがあって繊細なミシンに調整することが求められます」

 早川さんは、廃業した会社の技術やミシンなどの道具を守るために、2年前に中央区八丁堀に自社工房も立ち上げました。7月から、代官山のアトリエショップもこのエリアに移ります。

 「ドレスTシャツ」以外にも、品数でおススメなのが松屋銀座店5階の常設店です。また、東京駅直結の大丸東京店7階の紳士雑貨売場でも「ドレスTシャツ」シリーズのほぼ全てを展開しています。ぜひ、お訪ねください。

アトリエショップ
東京都中央区八丁堀 3-1-1 京橋第3長岡ビル1F
03-5879-8890
木、金、土、12時〜18時(臨時休業の場合あり)
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Wedge 2026年8月号より
台湾「麗しの島」の実像 日台新時代を拓く「3つの視座」
台湾「麗しの島」の実像 日台新時代を拓く「3つの視座」

かつてポルトガル人が「フォルモサ(麗しの島)」と呼んだ台湾。半導体産業で世界の最先端技術をリードし、日本統治時代の記憶も、歴史の一部として内包している。一方で、現在は米中対立の最前線に立たされ、難しい現実に直面している。国際社会で複雑な立場にある台湾とともに、日台新時代をどう拓くのか─。「3つの視座」から考えたい。


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