年齢層の分断
9月初旬、初めてテキサス州民主党上院議員候補ジェームズ・タラリコ氏を支援するオースティンにある民主党フィールドオフィスを訪問したとき、若者が住むアパートに有権者登録用紙を配布する選挙活動を行っていた。それには理由がある。
英調査会社ユーガブがテキサス州の登録した有権者を対象に行った世論調査(2026年9月28日~10月5日実施)において、18~29歳の年齢層ではタラリコが共和党のケン・パクストン氏を69%対27%で42ポイント、30歳~44歳では62%対34%で28ポイントそれぞれ上回った。一方、65歳以上では逆に、パクストンがタラリコを55%対38%で、17ポイントリードした。
「激戦州テキサス、ミシガン分析『隠せる』民主社会主義と『隠せない』トランプ」で指摘したが、米紙ニューヨーク・タイムズとシエナ大学(東部ニューヨーク州)が行ったテキサス州民を対象にした共同世論調査(2026年9月21~10月1日実施)においても、同様の結果が出ている。
実際、今回の戸別訪問における観察によっても、両候補に対する年齢層の分断が見られた。テキサス州民主党は、若者の票獲得にエネルギーを注ぎ、若者票で対立候補のパクストンに勝利する戦略を描いていた。
