トランプ2.0
アメリカ共和党のドナルド・トランプ氏が再び大統領の座に就く。第一次政権の時も大きな変革をもたらしてきたが、第二次政権でもその動きは強まりそうだ。大国・アメリカの動きは国際情勢にも影響を及ぼす。日本にとっても米国の現状と課題は知っていく必要がある。トランプが新たに米国や世界を動かす「トランプ2.0」をウオッチする。(AP/アフロ)
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2025/01/26 海野素央
トランプの1期目と今回の2期目の就任演説を比較してみる。次に、大統領令の中で物議を醸しているものを1つ取り上げ、それが米国社会にどのような意味をもっているのかについて述べる。さらに、石破茂首相がトランプとどのようなコミュニケーションをとる…
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2025/01/21 斎藤 彰
順風満帆の船出が始まったかに見える米国の第二次トランプ政権。対照的に野党民主党、そして全米のリベラル派活動家たちの間では、政権に立ち向かうだけの気力を失い、“虚脱ムード”さえ漂っている。
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2025/01/18 斎藤 彰
第二次トランプ政権発足に合わせ、米国メディアで「illiberalism」論議が沸騰している。ルールや常道を逸脱した偏狭な主義、思想が政策立案当事者でにわかに浮上しつつある。その中心人物が、トランプ氏最側近のスティーブン・ミラー副首席補佐…
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2025/01/10 海野素央
本稿では、日本製鉄のUSスチール買収禁止命令を巡る問題を、「政治信条のバイデン」と「ディールのトランプ」の2つの視点からみてみる。
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2025/01/10 斎藤 彰
2025年は米国の政権交代、それがもたらす国内、世界で大転換が起きる可能性がある。バイデン民主党政権は実績として何を残し、そして第二次トランプ共和党政権はそれをどう変えようと考えているのか。
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2025/01/07 海野素央
ウラジーミル・プーチン露大統領(以下、初出以外敬称および官職名等略)は、武力によりウクライナの領土の一部を奪った。2025年1月20日の米大統領就任式を前に、今、ドナルド・トランプ次期米大統領は、ディール(取引)による領土拡張を狙ったと解…
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ワイルズ、ゲーツはどんな人物か
2024/11/16 海野素央過度に忠誠心が高く、過激な政策を支持するメンバーで固めた集団は、意思決定において極端な方向へ振り子が揺れ、間違った決定を下す可能性がある。第2次トランプ政権には、この危うさが潜んでいる。その代償を払うのは、米国民、日本そして世界の人々にな…
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