“リアル”に優しいSNS
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というのも、SNSだけでつながっている人に、SNSの人はときとして、クールだ。
熱くなり過ぎると「うざい」と評されたり、「痛い」と言われることがあるし、自らも「うざくないかな」と自粛したりして、自由が少ないときもある。
しかし「リアルなつながり」のあるグループでは、つながっている人に対して、どんなときでも優しい。
それが“リアルのつながり”のよさなのだ」と思う。そして多恵さんは、きっと今、“リアルなつながり”を大切にしているのだろう。
移住して得た“リアル”
「住んでいる村では、運動会や文化祭や“歩こう会”などのイベントが色々とあるので、そうした地域のイベントには極力、参加するようにしています。都会と違って付き合いが“べた”なので、とりあえず、地域のお父さん、お母さんの中に入っていく。そして、たくさん顔を見ながらおしゃべりをして、メールや電話ではない、“顔と顔とを合わせた付き合い”を大切にしています。
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プライベートでは、移住する前からのお友達を家に呼んでBBQしたり、役場に勤める同じ年の方々とワイワイ集まることもありますね。
それと、移住してから新しく知り合った町出身の方や在住の“同窓の仲間”たちは、私より一回り近く上ですが、彼らとは山歩きやランなど、同じ趣味で仲良くさせてもらっています」