-
同性愛者の権利か信仰の自由か
2018/06/15 西山隆行「宗教的信念から同性婚に反対しているケーキ職人は、同性カップルの結婚披露宴用のケーキの作成を拒めるか?」。今月上旬に連邦最高裁判所が判決を下したケーキショップ対コロラド州公民権委員会事件は、この点をめぐって争われた。9人の判事からなる連邦…
-
2018/06/15 岡崎研究所来日中だったベトナムのチャン・ダイ・クアン主席と安倍首相が会談を行った。南シナ海問題に関し、海洋の安全や協力を表した共同声明も発表された。国際社会が求める「自由で開かれた海洋」を保障することに対して日本も役割を果たしていると言えるだろう。
-
2018/06/14 早川友久私が李登輝と日々、業務で、プライベートでお付き合いしている語り合いの言葉の中から、李登輝が今、伝えたい言葉の真意を私なりに汲み取って、みなさんにお届けしたい。
-
2018/06/14 児玉 博日本のフィンテックベンチャーに世界中から熱い視線が注がれている。そこにはデジタルマネーの覇権を握り、ビッグビジネスを狙う大国の思惑も透けて見える。
-
2018/06/14 岡崎研究所米太平洋軍は米インド太平洋軍として新たな一歩を踏み出した。マティス国防長官のスピーチには中国の文字はなかったが、インド太平洋地域の中小諸国へ友好的姿勢や海洋の安定維持への表明など、中国牽制への強い色が見受けられる。
-
2018/06/13 岡崎研究所南シナ海への係争地の軍事化を止めない中国に対し、米国は夏に開催される環太平洋合同演習の中国招待を取り消した。中国は過去にも合同演習時にスパイ行為を働いたり、他の参加国の軍人による見学を拒否するなどの問題を起こしている。
-
2018/06/12 海野素央今回のテーマは「トランプ大統領の『段階的非核化』」です。本稿では、会談でトランプ大統領は「自分の政治日程に非核化をどのように組入れるのか」「どのような交渉術で臨むのか」「歴史的な言葉を残すのか」を中心に述べます。
-
トイレ、スーパー、書店、病院で見た「小さな変化」
2018/06/12 中島恵定期的に中国を訪れていると、わずか半年前と比較しても、彼らの「生活の質の向上」を随所に見てとれる。最もわかりやすいのは“トイレ”だが、その他、スーパー、書店、病院などでも“小さな変化”を発見した。
-
2018/06/12 岡崎研究所イラン核合意から離脱した米国は、イランへの圧力行使をした上で、米国からの12の項目に応じるなら制裁を解除すると発表した。これに対しEUは米国の一方的な離脱は合意違反とし、抵抗する構えを示している。
-
2018/06/11 斎藤 彰ここ数年来、世界情勢を論じる際に欧米メディアに登場するようになった最もトレンディな用語と言えば、「ニュー・ノーマル」だろう。「新常態」と訳されている。中でも際立つのが、トランプ米政権が打ち出してきた一連の内外政策の“異形”ぶりに関連した報…
-
2018/06/11 土方細秩子ミツバチの減少が世界的な問題となっている。農薬が原因、とも環境ホルモン悪玉説もあるが、一つだけ確かなことはミツバチが絶滅の危機に瀕することで果物、野菜などの受粉がうまく行かず今後農業に大きな被害をもたらす可能性がある、ということだ。
-
2018/06/11 岡崎研究所NATOはGDP比2%の防衛費を定めているが多くの国が未達成であり、トランプ大統領は達成を強く主張している。文明の絆や平和に貢献するためにもNATO内での不公平は排除すべきと述べているが、自身はイラン核合意離脱・貿易戦争など相反する政策を…
-
2018/06/08 中島恵今、中国の書店に足を運ぶと、目覚ましく洗練されてきたことに驚かされるが、中でも目を引くのは絵本コーナーの充実だ。中国に絵本を広めたのは、実は日本の出版社、ポプラ社だ。同社は中国でどのように絵本を広め、中国人親子の心を掴んだのか。
-
2018/06/08 土方細秩子大統領選挙の命運を左右した、米国のいわゆるラストベルト地帯。トランプ大統領は製造業の復活、石炭産業への保護を前面に打ち出し、この地域で大きなサポートを得ることができた。その公約を果たすために、政権が本格的に動き始めた。
-
2018/06/08 岡崎研究所米朝首脳会談をめぐる一転二転の決断の変化はトランプ大統領の気まぐれか、金委員長の迷える行動が原因なのか。ひとつ言えることは、米国側が北朝鮮との直接対話を求めているところには一貫性が見られる。
-
2018/06/07 樫山幸夫ロバートF・ケネディ氏といっても、今の若い人には、なじみが薄いかもしれない。暗殺されたジョン・F・ケネディ米大統領の実弟といえば、「そうか」と思う人もいるだろう。兄の政権で司法長官をつとめ、その死後、遺志を継ごうとしたものの、大統領選の最…
-
2018/06/07 岡崎研究所米国のポンペオ長官と中国の王毅外相が5月初めて外相会談を行った。南シナ海・台湾・米朝首脳会談等、多岐に渡る内容だったが率直な話し合いとなり、再度ポンペオ長官が北京で会談する予定も決まり東アジア情勢は大きく動いている。
-
2018/06/06 崔 碩栄北朝鮮の非核化と体制維持が実現されることはあっても、その結果として平和の時代が訪れることは不可能である。少なくとも北朝鮮という「国家」においては。なぜなら、北朝鮮の体制維持と北朝鮮の人権の改善は同時達成が不可能だからだ。
-
児童書で読み解く習近平の頭の中(2)
2018/06/06 樋泉克夫習近平国家主席を頂点とする現在の共産党政権中枢が幼少期を送った1950年代に出版された児童向け書籍から、当時の共産党政権が育て上げようとしていた“理想の小国民像”を考えてみたい。それというのも“三つ子の魂百までも”の譬えに示されるように、…
-
2018/06/06 岡崎研究所福島県で5月に行われた第8回太平洋・島サミットでは、従来の開発・発展等に加え、安全保障と戦略が言及された。中国の進出を意識・北朝鮮問題を意識した宣言であり、国際社会での平和的連携を改めて強調したサミットとなった。
|
|
|
