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2018/06/25 岡崎研究所IS打倒作戦が最終局面に入り、シリアを巡ってロシア・イラン・イスラエル等の親アサド勢力間に亀裂の兆しが見られる。トランプ大統領はシリアからの米軍撤退を発言したが、時期尚早であり中東のパワーバランスを念頭においた柔軟な政策が求められる。
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2018/06/24 土方細秩子ニューヨークで6月半ばにまたタクシードライバーが自殺した。また、というのはこれが過去8カ月間で6人目、今年に入ってからは5カ月間で5人目となるためだ。ニューヨークタクシー乗務員組合では自殺の理由は「経済的困窮」として、ウーバーやリフトなど…
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2018/06/22 岡崎研究所米太平洋軍を「米インド太平洋軍」とし、太平洋パートナーシップも昨年からインド洋のスリランカに寄港する等、米国と太平洋・インド洋諸国の協力が広がっている。民主主義や国際秩序の為にも、自由で開かれたインド太平洋の海洋が求められている。
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2018/06/21 土方細秩子LAとNYに登場したライドシェア専用の個人保険。「ライドセーフ」と名付けられたこの保険、元々個人の盗難や賠償保険などを提供していたシュア社が新たなサービスとして今年6月に始めたもの。ウーバー、リフトに限らず今後登場が予想される自動運転のラ…
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2018/06/21 岡崎研究所ドイツのメルケル首相は、EU改革としてEUの自立・柔軟な団結等を発言した。イタリアのポピュリスト政権や米国の反国際協調主義を意識した内容だが、EUの一翼を担うフランスとの間の不透明さやメルケル氏の政治基盤弱体等、急進的な改革は見えてこない。
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名倉予何人の『支那見聞録』を読み解く
2018/06/20 樋泉克夫最近では北海道における土地の「爆買い」が問題視され、我が国安全保障の上で大きな不安材料となっているが、すでに江戸末期から土地漁りが見られていた。
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2018/06/20 樫山幸夫トランプ大統領はどうやら、〝宥和主義〟の陥穽から抜けきれなかったようだ。いや、宥和主義などというたいそうなことではなかったろう。結果など二の次、ただただ「スペクタクル」(米の各メディア)を実現させることだけが目的だったのではないか。
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2018/06/20 岡崎研究所数年前まで経済的事由で中国寄りの姿勢だったフランスだが、アジア安全保障会議の演説では中国を名指しはしていないが十分に意識した内容だった。インド太平洋地域での重要なパートナーとしてインド・豪州・日本を挙げており、今後の進展が期待される。
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期待値との落差に惑わされない評価が必要に
2018/06/19 礒﨑敦仁,澤田克己6月12日にシンガポールで行われた史上初の米朝首脳会談は、事前の期待値が高まっていただけに肩透かしを食らったかのような感じがあった。一部には「茶番劇」と断じる議論も見られるが、中身に立ち入って考えてみれば評価すべき点も少なくない。日本の安…
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2018/06/19 中島恵日本ではかなり前から「おひとりさま」ビジネスが盛んだが、中国でも「1人カラオケ」が静かに流行中だ。正確には2~3人まで利用できる小さな無人カラオケボックスのことだが、「気軽にいつでも楽しめる」として人気を集め、都市部を中心に急速に普及しつ…
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2018/06/19 岡崎研究所アジア安全保障会議にあわせて日米豪の防衛相が会談を行い、共同声明をだした。インド太平洋については中国の南シナ海問題を非難し、協力強化を盛り込んでいる。中国を最大の貿易相手とする豪州も対中警戒路線がようやく確固たるものとなってきた。
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2018/06/18 海野素央今回のテーマは、「金氏の新たな後ろ盾」です。史上初となった米朝首脳会談は12日、シンガポールで開催されました。米国が北朝鮮に大きく譲歩したというのが大方の見方です。
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2018/06/18 土方細秩子世界中で今土地バブルが隆盛だという。ただし実際の土地ではない。バーチャルリアリティー(VR)の中に存在するジェネシス・シティの中での話だ。ジェネシス・シティはおよそ米国のワシントンDC程度の広さで、運営している。
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2018/06/18 栖来ひかり日本を上回るスピードで高齢化が進んでいる台湾では、家事や介護の分野でも早くから外国人労働者の手を借りている。そんな台湾のお手伝いさん事情を身近な例から紹介するとともに、日本が台湾の先例に学ぶべき点をお伝えしたい。
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2018/06/18 岡崎研究所シンガポールで開かれたアジア戦略サミットでは、誰も名指しこそしないが、インド太平洋地域における中国の一方的力の誇示を暗に批判して、それに対抗するには、法に基づいた国際秩序を、価値を共にするパートナー諸国で協力して打ち立て行動しなければなら…
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2018/06/16 斎藤 彰「北朝鮮の核の脅威はなくなった」―13日、歴史的米朝首脳会談を終え、ワシントンに戻ったトランプ大統領はこう成果を高らかに謳いあげた。だが、アメリカの主要メディアそして識者の多くは懐疑的で、むしろ「勝者」は北朝鮮そして中国だとする冷めた見方…
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名倉予何人の『海外日録』を読み解く
2018/06/16 樋泉克夫上海の地で実感したのだろうか。実戦で鍛えられ最新兵器を備えた西欧諸国軍には勝てない、と。やがて明治維新の偉業に向け尊皇攘夷から尊皇開国へ。日本はまさにコペルニクス的大転を遂げる。
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2018/06/16 木崎英夫イチローのプレーが見られなくなってから1カ月半になろうとしている。大リーグ出場が可能となる登録選手枠から外れ「会長付特別補佐に就任」がマリナーズ球団から発表されたのは5月3日のこと。今季はプレーしないことになったものの、球団との取り決めで…
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