東シナ海、南シナ海の紛争における 米国の役割

東シナ海、南シナ海での紛争の管理と解決は、米国の国家安全保障上の変わることのない利害である。

北極に軍事基地復活 中国をけん制するロシア

最近、北極海を巡る議論がかまびすしい。温暖化による海氷の減少によって資源や輸送路の争奪戦といった新たな国際間摩擦の火種となっている。

中国の海軍増強に警告を鳴らす

中国が海軍力を強化していることを直視して、米国も自らの海軍の造船計画を実施し、同盟国とも協力し、これに対抗すべきである。

豪アボット新政権 中国とどう向き合うか

豪州内での外交安保政策のエリートたちの間では、対中観をめぐる分裂が依然として続いている。

胡錦濤が掲げた「科学的発展観」は アンチ習近平…

中国共産党の序列上位25人で構成される中央政治局の会議で、かつて胡が掲げた「科学的発展観」が議題になった。これはただ事ではない。

米中衝突回避のために

米ソ冷戦期は、試行錯誤の結果、戦争を回避するメカニズムが出来ていたが、米中間には、それが無いので危険だという声があるが…

中国 領有権主張の根拠と特異性

朝貢・冊封の概念と近代「国民国家」の主権の概念を組み合わせ、中国は自らの対外政策にとって最も都合の良いようにこれらを解釈している。

ブルキナファソで見つけた 「色鮮やかな世界」

大人しい印象を与える、ブルキナファソの「色」。しかし、ものづくりの現場の扉を開けると、そこには色鮮やかな世界が広がっていた。

不可欠な同盟国・アメリカ 経済的に依存する中…

もし実際に米中が衝突した場合、豪州が経済的利益のために中立的立場をとる可能性はどれぐらいあるだろうか。

米国のシリア政策が アジア回帰に与える影響

シリア問題によって、米国の「アジアへの軸足移動」が兵力や予算の面から手薄になることが懸念されていたが…

薄煕来裁判で法治主義と 反腐敗を強調する本当の…

9月22日、薄煕来裁判の判決が言い渡された。この裁判を中国共産党中央の機関紙『人民日報』はどう伝えたのだろうか。

日本か中国か　 ASEANへの接近 戸惑うタイ

かつて東南アジアの安全に日本を捲きこむことに失敗したタイは、対中傾斜の政策を取ってきた。しかし安倍内閣が協力姿勢を示すと…

中国の毛沢東主義と 社会に蔓延する「7つの危険」

中国共産党は、経済成長を与える代わりに自由を束縛してきた。経済成長が鈍化してきた今、経済改革とそれに伴うある程度の民主化は必要だが…

多発する暴力事件に経済の凋落 深まる中国の混乱

中国国内では、いま何が起きているのか――。各地で多発する耳を疑うような事件、経済の凋落、そして政治も混迷を極め…

現実の危険をはるかに上回る？ サイバー攻撃へ…

サイバー脅威を正しく評価するには、サイバー空間での諸活動を適切に分類して考えることが肝要であり、日米間でも緊密に協議していくべきだ。

安倍総理の安保政策 「歴史認識」と「未来志向」

安倍総理が目指す安保政策に理解を示す一方で、彼の歴史認識が、日本の防衛強化にどうしても影を落としてしまうという声があるのだが…

英国のシリア軍事介入不参加 国際政治における…

シリアをめぐる英国の決定が、国際政治における英国及びNATOの影響力の後退、伝統的な英米関係の変化を意味するとすれば…

イラン 革命の使命と経済の運営 ロウハニが取…

イラン経済が破綻に直面し、国民の不満とロウハニへの期待が高まっているなかで、ロウハニは核問題では柔軟に対処するということだが…

南シナ海の行動規範作成を渋る中国

南シナ海問題における中国の対決的姿勢は、経済の安定と成長を必要とする中国のような国において、賢明な態度ではない。

北東アジアの安定に不可欠な 北朝鮮の非核化

非核化の確約が無いまま、北朝鮮に対して経済協力を推進することは、将来に禍根を残すことになるだろう。