経済の常識 VS 政策の非常識
なぜ根拠に基づかない政策がまかり通り、本質的な問いが発せられないのか。少子高齢化、経済政策、財政赤字など、日本の戦後モデルに歪が生じているにも関わらず、政治はポピュリズムに陥り、50年、100年先の日本に責任を持てる判断を下していない。根拠・経済原則に基づく合理性という観点から、不合理な政策の問題点を指摘する。
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夏休みの課題として適切か
2012/08/22 原田 泰夏休みと言えばおなじみの作文コンクール。これのせいで子どもが社会の暗黙の規範を読んでばかりになりがちだ、と考えるのは大袈裟だろうか。
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コスト高な事業を見直せ
2012/07/20 原田 泰東日本大震災の復興予算15兆円のうち、4割が使われなかったという。これほど予算が余ってしまったのはなぜなのだろうか。
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社会保障費充実に流用する愚
2012/06/27 原田 泰衆議院を通過した消費税増税に関する社会保障・税一体改革関連法案。しかし、増税分の使い方次第では将来の社会保障の破綻を早めることになる。
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一人当たりの豊かさが問われる時代
2012/05/14 原田 泰人口減少は怖くない。それよりも、一人当たりのGDPで香港やシンガポールなどに抜かれている点こそ憂慮すべきだ。
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2012/05/04 原田 泰
とんでもない赤字となった日本の財政。実は改善していた時期もあった。なぜ再建に成功していたにもかかわらず、その後失敗してしまったのか。
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財務省は既得権層に配慮?
2012/04/13 原田 泰財務省は「売れないから貸し出す」というが、売れないのは値を下げないからだ。地方の土地所有者への配慮が、地方活性化を妨げることになる。
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2012/03/22 原田 泰
財政圧迫の一つの要因である「地方交付税」。好況の時に得た金額を既得権として、不況下でも同じ金額を維持しては、国の赤字が増えて当然だ。
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民主党の労働契約法改正を点検する
2012/03/12 原田 泰長期間働く有期契約のパートや派遣社員を「無期雇用」に転換することを義務付ける法改正が検討されているが、本当に雇用増に繋がるのか。
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2012/02/23 原田 泰
ユーロ圏の混乱が続いているが、これは「通貨危機」なのだろうか。ギリシャがユーロから離脱したところで、実は何の解決にもならない。
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福島の声を聞き逃した政府
2012/02/10 原田 泰腐葉土、稲藁に続き、放射能に汚染された破石の拡散が問題となった。想像力を巡らし対処をすれば、被害額は低く抑えられたはずだ。
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ミニ自治体の乱立は地方分権に逆行?
2012/01/05 原田 泰20近くある政令市や大阪市内の24区。大阪都構想で注目される行政区分だが、これだけ数が増えてしまっては自治体の自立を妨げる。
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税と社会保障の一体改革に欠けている論点【WEB特別編】
2011/12/06 原田 泰税と社会保障の一体改革では消費税を上げる時期が争点になっているが、そもそも社会保障の給付削減という視点が欠けては意味がない。
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2011/11/25 原田 泰
注目を集める大阪W選挙。教育問題が一つの争点だが、極端な改革ではなく「検証なき教育改革」からの脱却を目指さなければならない。
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在職老齢年金の改定で世代間格差拡大?【WEB特別編】
2011/10/17 原田 泰働く高齢者の年金を増額し、また支給開始年齢を引き上げるという厚労省の提案は正しいのか。受給額と保険料のアンバランスを解消するには。
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