世界潮流を読む 岡崎研究所論評集
世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察するコラム。
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2016/03/17 岡崎研究所
2月11日のシリア停戦合意は軍事作戦の最中にあるロシアにとって大きな勝利であり、シリアにおける成果を盤石にする一方、米国が支持する反政府軍の弱体化を助長し得る。
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2016/03/16 岡崎研究所
豪潜水艦建造の受注をめぐり日本の官民連合、独仏企業の三者がしのぎを削る。総額500億豪ドルの超大型契約であるが、経済的意義以上に重要なのは戦略的意義である。
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米国に求められる新たな対北朝鮮政策
2016/03/15 岡崎研究所北朝鮮が核兵器を保有した以上、北朝鮮の安全保障政策における核の重要性は増えこそすれ、減ることはない。今後非核化交渉よりも重要性を増すのは二国間交渉になるだろう。
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2016/03/14 岡崎研究所
石油価格低迷が続く中、グローバル市場の成長が油価上昇をもたらすという常識は覆えり、中東での紛争長期化も油価上昇に結びつかない現状をどう受け止めればいいのだろう。
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2016/03/11 岡崎研究所
シリア内戦が混迷を深め、ISも跋扈する中、イスラエルは中東での紛争に慎重な姿勢を貫いているが、今後イスラエルが重い腰を上げ収束に乗り出す可能性はあるのだろうか。
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2016/03/10 岡崎研究所
核兵器廃絶を掲げるオバマ政権が1兆ドル規模の核戦力更新を計画していると伝えられている。核拡散の動きが広まりつつある中、米国の核戦力はどうあるべきか。
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2016/03/09 岡崎研究所
シリアやイエメンでの代理戦争など、外交・軍事面での対立が際立つサウジ・イランであるが、イランの国際舞台復帰で両国の対立の場は経済へと移行しそうだ。
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2016/03/08 岡崎研究所
1月30日、米国により行われた第二回目の航行の自由作戦は、中国の立場に真っ向から挑戦するものであった。それだけではなく、作戦が行われたトリトン島には歴史的因縁もある。
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2016/03/07 岡崎研究所
中小国はロシアや中国といった大国による、軍事侵略に至らないレベルの強要に晒されやすい。これを中小国自らの力で防ぐ戦略はあるのだろうか。
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2016/03/04 岡崎研究所
中国問題は、南シナ海の人工島への航空機飛来、そしてベトナム沖油田掘削装置の移動が専ら注目を集めるが、その陰で中国が真に狙いを定めているのは東シナ海かもしれない。
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2016/03/03 岡崎研究所
昨年12月、訪印した安倍総理はインドとの協力関係発展を見据えた共同宣言に署名。両国の関係は経済のみならず、米国との協力により中国覇権主義への対抗にもなり得る。
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2016/03/02 岡崎研究所
石油価格の低下が続く中、米国のシェール産業は打撃を被っている。今後も石油価格が上昇しないとすれば、シェール産業はどうなってしまうのだろう。
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2016/03/01 岡崎研究所
核合意により進展の兆しが見られる米・イラン関係であるが、最高指導者ハメネイ氏の思想は反米であるとされる。2つの顔を持つイランに対し米国はどう向き合うべきなのか。
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2016/02/29 岡崎研究所
経済が崩壊しゆく中、中国は対外強硬策で国民の目を逸らそうとしており、ニクソン政権による「中国カード」は通用しない。代わりに米国が切るべきは「台湾カード」である。
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2016/02/25 岡崎研究所
ジャカルタにおけるテロはイスラム国支持組織による犯行声明が出された。本拠地での影響力を低下させつつあるイスラム国の脅威が東南アジアに及んでいる現実は見逃せない。
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2016/02/24 岡崎研究所
イスラム国問題は中東諸国の利害も相まって紛糾しているように見えるが、ラマディ奪還といった成果も出つつあり、打倒に向けた道のりはそう長くはない。
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2016/02/23 岡崎研究所
先月には核実験も行い、金正恩就任以後ますます動向が読めなくなった北朝鮮にどう対処するか国際社会は頭を悩ませるが、唯一の解決策が残されている。
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2016/02/22 岡崎研究所
新興国の減速が言われる中にあっても、アフリカの経済および安全保障における存在感は増しており、日米のアフリカ政策には多くの課題が残されている。
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2016/02/19 岡崎研究所
権威主義と引き換えに経済的福利を提供することで国内の安定を保ってきたプーチンだが、ルーブル急落など経済も不安定化する中、成長が戻らなければロシアはどうなるのか。
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