金銀きらめく京蒔絵の優美な世界へ

東京都中央区・三井記念美術館　2011年9月17日～11月13日

日本を代表する工芸品の一つである漆器。金銀まばゆい蒔絵が施された器はそれだけで一つの芸術作品のようだ。

芸術の宝庫 千年の都の栄華がよみがえる

東京都墨田区・江戸東京博物館　2011年9月23日～12月11日

市内の博物館が所蔵する約140作品を公開というかつてないスケール。独自の文化を築いてきた水の都ヴェネツィアがよみがえる展覧会。

伝説の巨人を鎮める大きなわらじ

三重県志摩市・波切神社および須場の浜　2011年9月14日（本祭）・17日（イベント）

伝説の巨人の民話をもとにした伝統行事「わらじ祭り」。長さ2.5メートルの大きなわらじを若い衆が浜まで運べば、盛り上がりは最高潮に。

中国が空母を持つ日

怖い軍拡ナショナリズム

中国初の空母が試験航行を始めた。当面は脅威にならないが、着々と軍備増強する指導部と、それを支持する国民のナショナリズムは怖ろしい。

生活保護費増加の陰で貧困ビジネス拡大

生活保護の急増にともない拡大する「貧困ビジネス」。保護費の大部分を搾取する、業者の驚くべき手口を取材した。

玄奘三蔵の旅

名僧・三蔵法師も“自分は仏教を理解できない凡夫ではないか”と悩み続け、『西遊記』の旅に出た。長い心の旅を続けた者だけに光が訪れる。

世界で勝てない日本のゲーム業界

縮小の一途を辿る家庭用ゲーム市場。その原因は、「クールジャパン」のイメージとはかけ離れた業界の旧態依然ぶりだった。

商品企画の重要性を忘れた日本のTV

日本のテレビは、ソフトだけでなくハードも弱い。そもそもこれらは手法でしかなく、前例を越えていく「企画力」が必要とされている。

京都送り火に見る 日本人の「放射線ゼロリスク志…

低線量のリスクを考える

二転三転した京都の五山送り火のセシウム薪問題。放射線のリスクについて、市民が改めて冷静に考える貴重な機会が失われた。

第一線で活躍する名監督が勢揃い 岐阜県の映画人

岐阜県からは今第一線で活躍する監督が何人も出ている。田中邦衛や伊藤英明ら俳優組の活躍も見逃せない。

見栄えの輝きに負けない味わい 今治駅弁「瀬戸の…

愛媛県 今治 二葉

来島海峡の鯛の透き通る美しさと味に、笹の葉の香と大葉の味が加わって、うだる暑さの中でも食欲を刺激する。激戦の瀬戸内海でも屈指の駅弁。

経済原理で考える 日本の政治家がダメな理由

政策競争なき政界

日本の政治指導者たちはなぜダメなのか。権力闘争に走り、本来あるべき適切な「競争」が、そこにはないのである。

米国人教授直伝の英語学習法

有料なんてもう古い！無料で良質なリソース満載のインターネット活用術

英語を社内公用語とする会社も出始め、戦々恐々としている日本のビジネスマン。ハーバード大留学生が教える効果的な英語学習法とは？

「弁当箱でご飯を炊く」という逆転の発想

浅田浩司さん（琳聡堂代表取締役）

弁当箱としての用途にとどまらず、家庭用としても大好評。開発会社は、なんとパチンコ業界向けの製品を扱う企業であるというから驚きだ。

趣味化した農家をいつまで保護するのか

総販売金額6％の農家が6割

逞しい農業経営者は確実に育っている。一方、趣味的な農家の労働生産性の低さが、日本米の品質を低下させているのだ。

130年前に予測？ 中国版新幹線の衝突事故

事後処理を含めて、日本人を驚かせた中国版新幹線の衝突事故。実は130年前、まるで今回の事故を予測していたかのような中国人官僚がいた。

「くそったれvs中国共産党」

鉄道省を「くそったれ」と報じ、事故原因の独自調査を始めたメディア。民意の要求に応え始めた背景に、メディアのしたたかさが見え隠れする。

標準化に勤しんでもガラパゴスは遠い

真の「ガラパゴス」化とは？ 新興国に追い上げられ、厳しい状況にある日本の家電業界は、ここに至るまでの失敗を繰り返してしまうのか。

バンクーバーで6億円の家を買う中国人

バンクーバーで豪邸を買う。ドイツの古城で集団結婚式を挙げる。中国人富豪たちのカネ回りの良さがよく分かる。

山里の空を焦がす大松明

「松上げ」

洛北から若狭にかけての山間の里村を中心に残る、伝統行事「松上げ」。神社への献火であった松明行事に、盆の送り火の意味合いが加わった。