甘みは旨み　 白味噌の京雑煮

甘党ならずとも、京都の白味噌がもつ、砂糖にはない上品な甘みと旨みは好ましく思う。昆布でだしを引く京風雑煮で新年を寿ぐのもオツなものだ。

秋山真之が残してくれた 名参謀への道

最終回　参謀は育てるもの

人気連載も、いよいよ最終回。名参謀・秋山真之の軌跡をたどり、著者がその会社人生を賭けて導き出した「企業参謀の十戒」とは？

終わりも、初めと同じ気持ちで慎むこと

年初の初々しい気持ちも、日がたつにつれて色あせてくる。人間関係も同じである。原点にかえって自分の方向性を見直すよい機会である。

危機的状況に近い予算編成

企業・個人の自立で財政制約を解き放て

ようやく閣議決定された来年度予算。「なんだ、民主党もちゃんと編成できるじゃないか」と安心してはいけない。

年末年始は家庭で心を育てる

天野園長 特別インタビュー

年末年始という特別な時期に、子どもはどのように家庭で過ごせば良いか。著者であり、天野園長と親交の深い野村滋氏が、インタビューを敢行！

09年中国のキーワードはバブルと蟻族

まもなく終わる2009年。巨大国・中国にとって、この1年はどのような年だったのか。3つのキーワードからこれからの中国の行方を占う。

オバマの次はペイリン!?

保守派の体現者　"GOING ROGUE" by Sarah Palin

福井製メガネで日本でも有名になったサラ・ペイリンの自叙伝が快走中。中絶反対に進化論否定。庶民肌の“保守体現者”が“オバマ後”を狙う?

日本とインドは 自然な同盟相手となれる

野心を露にして台頭を続ける中国。筆者は価値と利益を共にするアジア諸国の団結を力説する。「自然な同盟相手」、日印の関係強化が必須と説く。

地方分権って簡単に言うな（2）

地方は分権を受け止められるか

左右に幅広い民主党で、ほぼ唯一の共通テーゼが地方分権。しかし、地方の現状は分権の受け皿としては大きな不安があるようだ。

地方分権って簡単に言うな（1）

地方分権という美名の陰で

中央から地方へ―。美しいイメージで語られる地方分権だが、改革を進める前に議論すべきことがある。

白隠の優れた通訳者でありたい（後篇）

禅学者・芳澤勝弘

「江戸の岡本太郎」とも言われる臨済宗中興の祖、白隠。その研究に没頭する芳澤勝弘氏は、もともと白隠が好きではなかったと言う。

米国の退場を迫る中国

日米同盟、危機へ

増え続ける中国の国防費。その目的は米をアジアから追い出し、日本を潰すこと･･･台頭する中国の脅威には、日米同盟の再活性化が急務だ。

秋山真之はいかにストラテジーを 構築したか

（５）戦務と戦略の平行講義

戦術を論ずるのは華やかで面白い。しかし縁の下の力もち「戦務」の支えがなければ戦術は生きない。秋山が構想した勝つための2元構造とは？

せっかく読むなら本は腹で読め

魂の入らない学問は身につかない、と『葉隠』は言う。読書を、乱読ではなく知識獲得のための有効なものにするポイントは“腹”を使うことである。

白隠の優れた通訳者でありたい（前篇）

禅学者・芳澤勝弘

海外からも注目浴びる禅の基礎を創った白隠の研究に没頭する芳澤勝弘氏は、フリーターだったことがある!?。ユニークな研究者を追う連載第2回。

色彩を化学する会社による美術館

明るく賑わうホリデーの場所　
（『川村記念美術館』千葉県佐倉市）

大日本インキの創業者が建てた美術館は、東西の名作が揃うメルヘンチックな雰囲気の美術館。併設の庭園はホリデーの散策にぴったり。

阿修羅ブームはなぜおきた？

2009年は、仏像界のアイドル・阿修羅に老若男女が心奪われた。流行語大賞受賞、展覧会では190万人を動員。阿修羅人気のヒミツをレポート。

「頑張れ」の正しい使い方 （円盤づくり・後編）

密着レポート（12）

一生懸命な子どもを見ると、「頑張れ」と言いたくなるのは親として当然のこと。しかし、使い方によっては子どもにとってマイナスにもなる。

習近平はなぜ「天皇会見」に こだわったのか

習近平氏の訪日で突如浮上した「天皇会見」問題。なぜ中国はこれほどまでに「習・天皇」会見実現にこだわったのか。中国天皇工作の内幕に迫る。

春日若宮おん祭

今日からはじまる世界遺産・春日大社の若宮おん祭は、12世紀から続く大和国最大の祭礼。深夜0時まで続く芸能奉納は、奈良の闇を厳かに彩る。