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2024/04/26 中岡 茂
多くの国民が国土の3分の2が森林であることを意識しないで、見かけは安穏な都市生活を享受している現代である。しかし、その価値が国民的理解もなく、政治的議論もなく蝕まれていくとしたら、禍根を千載に残すであろう。
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2024/03/18 中岡 茂
機会があって先日、花粉発生源対策が実行された現場を見た。手法はスギ・ヒノキ人工林の皆伐と花粉の少ないスギの植栽であって、林野庁が実施しようとしている花粉発生源対策の先行事例とみてよいだろう。現場の実態を検証してみよう。
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2023/11/27 中岡 茂
十数年前筆者が群馬森林管理署長だったとき、ニホンジカの有害獣駆除業務に立ち会った。この筆者の経験から、昨今のクマ被害続出にへの対策についての問題点が見えてくる。
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2023/11/23 中岡 茂
今秋はクマによる人への加害が急増して連日報道されている。今年はクマの行動範囲が山間部から市街地へと広がっているようだ。このクマの行動範囲拡大は容易に予想できたにも関わらず基礎的調査を怠って、対策が後手に回ったと言える。
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どちらが優先?花粉症対策と森林保全③
2023/09/25 中岡 茂岸田政権が掲げた花粉症対策を錦の御旗に、林野庁の悲願であった皆伐が進められようとしている。これは、せっかく育った森林を無為に破壊し、国土保全をないがしろにして国民の生命・財産を危険にさらし、瀕死の林業と山村を滅ぼしかねない。
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どちらが優先?花粉症対策と森林保全②
2023/09/15 中岡 茂林野庁の概算要求を見ると、「花粉症対策」で「国産材の供給・利用量の増加」「木材輸出の強化」「担い手の育成・確保」と、実現性の低いものが並ぶ。細々ながらも継続されていた木材生産としての林業は、花粉症対策によって壊滅することになるだろう。
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2023/09/07 中岡 茂
林野行政が花粉症対策で翻弄されている。岸田首相が対策に意欲を示し、2024年度概算要求に対策が盛り込まれている。森林・林業に対する無理解が日本の森林・林業を破壊し、国土と国民の生命を危機に陥れる懸念が高まっている。
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【第4回】間伐から見る日本の森林・林業の世界
2023/08/06 中岡 茂今回は間伐に関わる問題点をあげてみたが、改善方法を簡単に示せない難問が多い。
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【第3回】間伐から見る日本の森林・林業の世界
2023/07/25 中岡 茂間伐の方法には、着眼点の違いによって、多様な種類に分類されて面白い。林木の品質と量、樹木の林内における立体的分布、間伐木の平面的配置、間伐木の取り扱い、間伐率などによって、さまざまな選木方法がある。
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【第2回】間伐から見る日本の森林・林業の世界
2023/06/30 中岡 茂林業家はどのように間伐の量を決め、いかなる効果を求めるのか。現場でも取り入れられている理論を紹介しながら考えてみたい。
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2023/06/06 中岡 茂
森林・林業の専門家でも9割方が間伐に肯定的だと思う。私も間伐について否定するつもりは毛頭ないが、林野庁HP「間伐とは?」での最新見解には、「ううん……」と唸りたくなる。上げ足を取るつもりはないが、あえてコメントさせていただこう。
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