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日米戦略協議の深化を急げ
2022/01/18 村野 将「台湾危機はどれほど切迫しているのか」。台湾の安全保障をめぐる問題は、日米の外交・防衛当局者や一部の専門家など、ごく一部の限られた人々の関心事項に過ぎなかった。しかし、今や台湾問題は、国際政治上の課題の一つと言っても過言ではない。
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安全保障戦略の見直しに向け、日米で「戦い方」の共有が必要だ
2020/07/20 村野 将イージス・アショアの配備計画停止を受け、「敵基地攻撃能力」の保有に関する議論が活発化している。北朝鮮と中国の脅威が高まる中、日本が持つべき〝能力〟とは。
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ポスト冷戦の世界史ーー激動の国際情勢を見通す
2019/11/11 村野 将冷戦期に米ソの核抑止に用いられた宇宙技術は、やがて通常の戦争に不可欠な要素となった。中国は新たな技術で米国を猛追し、「グレーゾーン」の多い宇宙空間はその複雑さを増す。
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「極超音速兵器」への対応、「ブースト・フェイズ迎撃」の現状と課題
2019/02/01 村野 将1月17日、トランプ大統領は自ら国防省に赴き、ペンス副大統領、シャナハン国防長官代行らとともに、「ミサイル防衛見直し」の発表を行った。この文書は2018年春頃に公表される見通しであったが、1年近く発表が遅れた。
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新たな防衛大綱の評価と課題(後編)
2019/01/18 村野 将30大綱には、宇宙・サイバー・電磁波領域の重視や、IAMD概念の導入、弾薬・燃料取得の強調など評価すべき事項が多く含まれている。他方で、中国に対する「競争戦略」や「コスト賦課」の観点が突き詰められているとは言い切れず、課題も残されている。
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新たな防衛大綱の評価と課題(前編)
2019/01/17 村野 将2018年12月18日、政府は新たな「防衛計画の大綱」と「中期防衛力整備計画」を閣議決定した。発表に際して特にメディアの注目を集めたのが、いずも型護衛艦の改修およびF-35Bの導入に絡む、いわゆる「空母化」問題であった。しかし、護衛艦や戦…
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中距離核戦力全廃条約の経緯とその問題、アジア太平洋地域への影響は?(後編)
2018/10/24 村野 将INF条約をめぐる問題は、日本を取り巻く安全保障環境を議論する上で無視できない複雑な問題となっている。そこで、INF条約の破棄が日本の安全保障にいかなる波及的影響を与えるかを様々な論点から検討する。
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中距離核戦力全廃条約の経緯とその問題、アジア太平洋地域への影響は?(前編)
2018/10/22 村野 将10月19日、ニューヨーク・タイムズ紙は、トランプ政権がロシアとの間で締結している中距離核戦力全廃条約の破棄を検討していると報じ、20日には、トランプ大統領自ら条約を破棄する考えであることを明らかにした。前編ではINF条約の経緯と米国の安…
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核・ミサイル能力に影響なし、さらなる向上の可能性も
2018/09/28 村野 将9月19日、韓国の文在寅大統領と、北朝鮮の金正恩委員長との間で3回目となる南北首脳会談が平壌で行われ、その成果をまとめた「平壌共同宣言」が発表された。共同宣言は、南北関係の改善に関する項目が多くを占めているが、非核化に関連する(と彼らが主…
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極東における米軍プレゼンスの将来と日本の役割(3)
2018/07/19 村野 将在韓米軍の縮小・撤退がいかなる形で行われるとしても、それは段階的に行われると考えるのが現実的だ。日本にとっての最悪のシナリオである「中国の影響下に置かれた、核付きの統一朝鮮の誕生」まで状況が悪化するには、十年単位の時間を要するはずであり、…
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極東における米軍プレゼンスの将来と日本の役割(2)
2018/07/18 村野 将今後の朝鮮半島をめぐる情勢はどのような方向に進む可能性があるか――。複数のシナリオを検討し、その上で日本が取り組むべき課題について考えてみたい。
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極東における米軍プレゼンスの将来と日本の役割(1)
2018/07/17 村野 将朝鮮半島をめぐる安全保障情勢は大きな変動の最中にある。米朝韓のいずれも個性の強い政治的指導力の下で行われる外交を前に、「日本は蚊帳の外にある」との議論も聞かれた。しかし、日本が問題解決に関与できる余地の大きさと、その問題が日本に与える影響…
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「能力」を司る戦力構成を読み解く
2018/03/02 村野 将米国の核戦略のうち、その「意図」を示す宣言政策に関する記述を前編で見てきたが、NPRにおいてより重要度が高いのは、米国の「能力」を司る戦力構成とそれを支える核関連インフラに関する記述である。
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「意図」を示す宣言政策を読み解く
2018/03/01 村野 将2018年2月2日、トランプ政権は米国の核戦略や核戦力態勢を定める文書Nuclear Posture Review(NPR)を8年ぶりに公表した。NPR本文を改めて読み解き、従来のNPRからの継続性と変化の双方の面から、日本の安全保障に与…
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2017/11/02 村野 将
トランプ政権におけるミサイル防衛見直しでは、従来型の弾道ミサイル防衛に加え、巡航ミサイルや極超音速滑空弾頭への対処、それらに対抗する様々な先端技術の活用がいかなる政策的後押しを受けるかが注目される。
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2017/11/01 村野 将
トランプ政権は2017年1月の発足直後から、国防政策に関する包括的な見直しを実施している。中でも注目されるのが、核戦略や核兵器の戦力態勢に関する文書である「核態勢見直し(NPR)」と、「ミサイル防衛見直し(BMDR)」である。
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