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2024/07/01 小林美希
日本社会はホワイトカラー志向が強く、現場を守り、技術を磨く人たちを軽視している。しかし、工業高校を取材すると、そんな社会の意識を変えるヒントが見えてきた。
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ジャーナリスト鼎談②
2024/06/06 小林美希,出井康博,山田清機ジャーナリスト・小林美希氏。同じく、出井康博氏。そして、ノンフィクション作家の山田清機氏。本誌では語り尽くせなかった「教育論」を掲載します。
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ジャーナリスト鼎談①
2024/06/05 小林美希,出井康博,山田清機非正規雇用、ロスジェネ、女性問題などを取材するジャーナリスト・小林美希氏。国際経験が豊富なジャーナリストで現在は外国人労働者問題を取材する出井康博氏。不器用に生きる人々に密着して人生の機微を描いてきたノンフィクション作家の山田清機氏。この…
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2024/01/24 小林美希
今年も中学受験のシーズンが到来した。都内の入試が2月1日以降であることから、1月に入試を実施する都外の私立中学校では、受験生が入試の練習や滑り止めを兼ねて殺到。毎年1万人以上もの受験生が集まる中学もある。受験料収入だけでも、多額になると見…
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2023/10/30 小林美希
本誌『Wedge』11月号の特集「日本の教育が危ない」では、中学受験のために小学3~4年生から受験に強い有名塾に通い、塾の授業についていくための個別指導塾に通うなどして費用がかかる〝課金地獄〟という現実を紹介している。都内には「御三家」と…
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2023/10/23 小林美希
少なくないケースで、日本の平均年収458万円を超える金額が中学受験の塾代に消えているーー。過熱する中学受験の最前線をルポする。
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2023/08/02 小林美希
〝男の世界〟とされる業界で女性社員が増加する企業がある。鋳物メーカーの「能作」と美容商材卸の「モリタ」である。両社は、男女共に子育てしながら働きやすい職場作りに熱心だ。能作は創業から100年以上。モリタも創業88年と、企業としての息が長い…
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2023/08/01 小林美希
〝男の世界〟とされる業界で女性社員が増加する企業がある。鋳物メーカーの「能作」と美容商材卸の「モリタ」である。両社は、男女共に子育てしながら働きやすい職場作りに熱心だ。能作は創業から100年以上。モリタも創業88年と、企業としての息が長い…
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人をすり減らす経営はもうやめよう
2021/11/02 小林美希今後、確実に高齢化が進む就職氷河期世代「ロスジェネ」。この問題を放置すれば、ロスジェネ自身はもちろん、社会的にも大きな問題となる。解決の糸口はないのか? 現場の動きから探った。
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待機児童が減らない本当の理由⑦
2017/05/19 小林美希待機児童対策が緊急課題となって、急ピッチに保育所を増やすあまり「安心して預けられる保育所」の存在がいかに乏しくなっているか。これも、待機児童を増やす一因とは言えないだろうか。
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待機児童が減らない本当の理由⑥
2017/05/18 小林美希正社員夫婦で点数は満点のはずなのに、まさかの「不承諾」通知。認可外保育所を探したが手遅れだった。
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待機児童が減らない本当の理由⑤
2017/04/14 小林美希子育て世代の雇用のなかでも、特に女性の雇用は厳しい環境にある。それというのも、今、子育て真っ最中の年齢層のなかの多くに就職氷河期世代が含まれるからだ。まだ2000年前後の「失われた10年」と呼ばれるうちに社会に出た層は、そのまま不況のなか…
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待機児童が減らない本当の理由④
2017/04/13 小林美希民間企業で働く夫は長時間労働で、ほとんど子どもと接する時間がない。夫による保育所の送り迎えは全く期待できない。頼ることのできる実家も近くはない。院内保育所なら夜勤の間も子どもを預けられるが、利用できるのは3歳まで。
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待機児童が減らない本当の理由③
2017/04/12 小林美希マタハラによって正社員から非正規に条件を変更させられた、「妊娠解雇」に遭ったなどの理由で、保育所に入るためのスタートラインにも立てなくなると、そのまま潜在的な待機児が増えるのだ。
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待機児童が減らない本当の理由②
2017/04/11 小林美希自治体の保育課の多くが「育児休業をしっかりとってから保育所を利用できるよう、1~2歳児の定員を拡充する」と、言及している。確かに理想ではあるが、現実を見れば詭弁を弄する。なぜなら、育児休業を取ることができる女性がそもそも限られているからだ。
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待機児童が減らない本当の理由①
2017/04/10 小林美希昨年の今頃は匿名ブログ「保育園落ちた日本死ね」が大きな反響を得て、待機児童問題が国会でも大きく取り上げられるようになった。保育所への入園申し込みの結果が出る2月以降、今年も「保育園に入れなかったという声が大きく聞こえてくるが、いったい、な…
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2016/04/03 小林美希
保育園に入れなかった親の匿名ブログを受けて、厚労省が緊急対策を打ち出したが、根本的な解決には保育士の待遇改善が必要になる。
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待機児童の根本解決からはほど遠い
2015/07/01 小林美希埼玉県所沢市が発表した「育休退園」の波紋が広がっている。待機児童解消という数合わせが優先され、議論から子どもが置き去りにされている。
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