2022年12月4日(日)

ビジネススキルを活かして楽しむ脱力系子育てのススメ

2018年12月21日

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小川大介 (おがわ・だいすけ)

1973年生まれ。京都大学法学部卒業。学生時代から大学受験予備校、大手進学塾で受験国語の看板講師として活躍。難関中学、国公立大学医学部などへ多数の合格者を送り出す。2000年、さらなる学習指導の理想を追求し、中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1を設立。教科指導スキルに、声かけメソッド、逆算思考、習慣化指導を組み合わせ、短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。著書に『小川式[声かけ]メソッド』(宝島社)、『中学受験 基本のキ!』(共著:日経BP社)、『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』(すばる舎)、『論理力は小学6年間の国語で強くなる』(かんき出版)など。今年10歳になる男の子の父。

もっともっと褒めてもらいましょう

 ただ実際問題としては、今のお母さん達は、自分に自信を持てないという人が少なくありません。そのため、自分の子育てが心配になり、子どもが行動する前に先回りをしたり、必要以上に厳しくしたりしてしまいます。

 なぜお母さん達は、自分に自信が持てないのでしょう?

 それは、自分自身がほめてもらう機会が少ないからです。仕事は「○○をやったら○○になる」と、やったことが成果につながりやすいけれど、家事や子育ては「やって当然」「できて当たり前」と思われてしまいがちです。

 毎日ごはんを作っていると、作ってくれるのは当たり前と思われ、「ありがとう」と言ってもらえることはあまりありません。それでは、「頑張ろう!」「もっとおいしいものを作ってみよう」と前向きな気持ちにはなれませんよね。

 今の時代は共働き家庭が多く、お母さんがごはんを作っているとは限りませんが、ごはんを作ってくれる人は、「当たり前」ではなく、もっと「感謝の気持ち」を言葉で渡してもらうべきなのです。

「おいしかった! ありがとう!」

「わ~、今日は僕の好きなおかずだ! 作ってくれてありがとう!」

「いつも新しいメニューにチャレンジしてくれてありがとう! 嬉しいよ」

 こんな風に言われたら、「私って料理が上手なのかも。よし、明日はもっとおいしいものを作ってみよう!」と前向きな気持ちになります。

 仕事では感謝の気持ちを伝えられるのに、家族やパートナーに対しては、当たり前と思ってしまう。思っていなくても、わざわざ口に出すのは恥ずかしい。そう思っている人も多いことでしょう。

 でも、そこは意識的に伝えてあげることが大事です。「ありがとう」「いいね」など、人から嬉しい言葉をいっぱいもらえると、人にも同じように嬉しくなる言葉を渡せるようになるからです。

 自分のダメなところばかりに目を向けず、自分のいいところを見つけ、自分を好きになる。人から嬉しい言葉を渡され、自信を持つ。

 特に子育て中のお母さんは「子育てファースト」になりやすいけれど、まずは「自分ファースト」になることが大事です。そうすれば、自然と子育てもおおらかな気持ちが生まれ、褒め上手伸ばし上手な子育てができるようになっていきます。

 褒めてもらいましょう!
 

この連載をベースにした『親も子もハッピーになる最強の子育て』でも、ビジネススキルを活かした子育ての方法が多数掲載されています!



















  
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