ペットと人の共生を考え直す
ペットがコンパニオンアニマル(伴侶動物)としての地位を得、人間との生活に溶け込んでいる現状があります。中にはペットが生き甲斐とまで言う方も少なくはないでしょう。そんな中、ペットと人の共生を考え直す動きが活発になってきました。http://www.petfood.or.jp/breeding/dictionary/webcatalog.pdf http://www.petfood.or.jp/breeding/recommend/01/index.html
「ペットと暮らすことは飼い主の幸せにつながる」。飼い主にとって漠然とだとしても、その認識はあると思いますが、ペットと人間の関係をより深く研究し、「幸せにつながる」ことを証明することで広く社会に貢献できるようにもなります。
ペットの社会的地位を向上させ、飼育率を向上させる。研究やエヴィデンスを求めるのは獣医師主導の仕事となりますが、これを実現させるためには、社会的な制度や環境作りも欠かせません。
ペットショップの新しい挑戦も始まっています。
ショップが飼い主に育て方のアドバイス
一例として、生体販売・グッズ・トリミング・動物用医薬品を扱う某ショップでは、動物の福祉を啓蒙する団体を作り、近隣の飼い主との散歩会を通じてマナーやペットの扱い方を学んでもらう活動に取り組んでいます。ペットに人間の道徳観を共有させるには限界がありますので、公共の場での飼い主のマナーは、ペットを生活地域に受け入れてもらうために特に重要な要素となります。
また飼育のプロが育て方の良きアドバイザーとして身近にいることは、飼育に対して安心感を与えることができます。このお店は将来的に、飼い主のいないペットの引きとり・譲渡を行うための施設の併設を見据えており、着々と準備を行っています。
ペットと楽しめる社会のインフラ構築
西部グループでは「ペットスマイルプロジェクト」として、自社の施設をペットと共に楽しめるよう開放するなどの動きを、グループ会社であるアドホック㈱(屋号:ペットスパ)を中心に進めています。http://www.seibu-group.co.jp/pet-smile/index.html https://adhocpet.com/index.html