顧客は正しい? 正しくない?
正しい姿勢を示す、顧客にも従業員にも愛される二つの店がある。
原則1 顧客は常に正しい
原則2 たとえ顧客が間違っていると思っても、原則1を読み返せ
店頭に置かれた巨石にこう刻んでいるのは、米国東海岸の人気スーパーマーケット、スチューレオナルド。米国経済誌『フォーチュン』の働きたい会社特集のトップ100の常連としても知られている。
一方、店頭に次のように掲げるのはイタリアの総合フードマーケット、イータリーだ。買い物、食事、学習を一つの店舗で体験できる。
1.顧客はいつも正しいわけではない
2.イータリーもいつも正しいわけではない
3.違いを認め合い、調和を築く
これら二つの企業は全く逆の顧客観に立っているように思える。いったい、顧客は正しいのか、正しくないのか。
日本では長らく顧客は「神様」とされてきた。それがカスハラの昨今は「敵」扱いである。否、顧客と事業者はどちらが上でも、どちらが下でもない対等な関係にある。そこにあるべきは、人間同士の深いコミュニケーションと、信頼でなければならない。つまり顧客は、ときに意見を違えても調和でつながる「友」であるべきなのだ。
このとき、顧客は常に正しい。全てのビジネスは顧客なしでは成立しないからだ。クレームをカスハラ化させない顧客認識こそ、最良のカスハラ防止策だと二つの店が教えてくれる。
お客様は常に正しくはない
商人も常に正しくはない
相違を認めて調和をはかるとき
お客様は常に正しい
商人も常に正しくはない
相違を認めて調和をはかるとき
お客様は常に正しい