2025年12月5日(金)

新しい〝付加価値〟最前線

2025年11月11日

ティファール ラクラ・クッカー プロ

型番:CY3811J0
内容量:3L(調理容量)
サイズ:W310×D326×H274mm
定格消費電力:800W
混ぜ機能:かきまぜパドル
フタ:完全に取れる
アプリ:なし

 ティファールは、元々はフランスの鍋メーカー。有名になったのは「焦げ付きにくい」モデルを作ったため。発売当時アメリカの1st レディがデパートに買いに行ったのが、テレビ放映されたためだ。

 その後も「取手の取れる」プライパン、鍋を提案。強いブランドになる。

 今、ティファール・ブランドは、グループセブ(フランスに本社を置く世界的な調理器具・小型家電メーカー)が所有している。販売がグループセブジャパンなのは、それが理由だ。

 さてティファールは、世界の台所を相手にしているためか、種類が多い。また、数量がでるためか、価格も安めだ。電気ケトルなどは好例。

焼きそばもつくれる

 

 売れている家電の1つに電気圧力鍋がある。ティファールの電気圧力鍋はCook 4 meシリーズとラクラクッカーシリーズに分かれる。Cook 4 meシリーズは、炊飯器型の電気圧力鍋で、ネット接続ができ、自動メニューも豊富。圧力鍋はヨーロッパでは当たり前。日本の食卓に味噌汁が欠かせない様に、彼らはスープだ。本国フランスの容量をそのまま持ってきた初代モデルはなんと6L。加圧できるので、野菜を小さく切らなくても、あっと言う間に火が通る。いわゆる見栄えのする具沢山スープ、カレーがすぐできる。ただフルで作ると食べるのに苦労する。

 現モデルは、日本でよく使われる容量に直されているし、使いやすい。

 一方のラクラクッカーは、鍋型の電気圧力鍋。自動メニューではなく、自分で機能をセレクトして調理するタイプだ。IoTによりすぎていない。それでも焦げ付かないし、放ったらかしもできる。メーカーから押し付けられたレシピではなく、自分の好きなレシピを使うことができる。

 基本は鍋なので、フタを取り外したまま、動作させることもできる。食材を追加したり、味を整えたりすることができる。

 調理家電というより、とても使いやすい鍋と言う感じだ。加えて言うと、電気圧力鍋としても優秀。しかも、ネット接続がない分、とても安価。4万円を切る。

 ティファール自体は、調理メニューの豊富なホームページを持っており、そのレシピを見ながら作るのもよい。グループセブ・ジャパンは、レシピを丁寧に作っており、味的にも満足度の高い料理を作ることができる。


新着記事

»もっと見る