2026年1月11日(日)

新しい〝付加価値〟最前線

2026年1月10日

ダイニチ工業 ポイ捨てできる水トレイ

ダイニチ 温風気化式ハイブリット HD-RX325WK

 ダイニチ工業の加湿器は「気化式」「ハイブリッド式(温風気化)」の2種類。

 水蒸気を使うので、衛生度は高いが、場合によっては、水トレイは黴菌に汚染されることもないわけではない。

 だが、水トレイは、前述の通り一般的には凸凹があり洗い難い。ここでダイニチ工業が取った方法は水トレイの上に被せるオーバートレイ。名前は「カンタン取替えトレイカバー」。交換は1シーズンが目安。

 それだけではない。ほとんどの水に接触するパーツは抗菌化、もしくは取り替えができる様に設定されており、それぞれのテスト結果も確認できる様になっている。

 気化用のフィルターは常に水をはらんでいる分、カビが生えやすいが、通常の手入れ方を取説に記載するだけでなく、パーツのほどんどを買い替え可能にして、ユーザーの心配事を払拭するように務めている。

 ダイニチは、加湿器の他に、回収トラブルが置きやすい暖房機器を作っているが、回収トラブルを一回も起こしていないほど、品質管理がしっかりしている。そんなメーカーが、どうしたらユーザーに衛生的に使ってもらえるのか心を砕いた加湿器の仕様でもある。使い捨てパーツを使いたくない人は、取説を全部読むこと。手入れの手順、方法が懇切丁寧に書かれている。

 新潟にあるメーカーであり、ジャパン・メイド。日本人の、日本人による、日本人のための、加湿器ここにありと言っても良い。

ブルーエア 紫外線で殺菌、使用しないときは乾燥

 彼らが選んだのは気化式。水を変えやすいタンクと水トレイの2層構造。水トレイの上に円柱状気化フィルターが乗っている珍しい取り付け方だ。気化フィルターへの水の供給は、1本細いチューブがあるだけ。チューブに紫外線を照射して殺菌する仕組みだ。紫外線はエネルギー量(強さ×時間)で殺菌するので、影などができると時間が足らず、黴菌が生き残る。そういうことがない様に、細いチューブだけで水を送るのだ。

 加えて、気化フィルターが水トレイから切り離されているのは、使わない時、気化フィルターを乾燥させるためだ。繁殖条件の1つ、水を断つためだ。さらにドライモードで強制的に乾かすこともできる。

 さらに、タンクは食洗機で、フィルターは洗濯機で洗うことができる。元々志が高いメーカーだが、ここまで徹底するとは、凄すぎる。実はブルーエアは、空清事業メーカーでありながら、加湿器の衛生は維持しにくいとし、加湿空清を最後まで作らなかったメーカー。

ブルーエア 加湿器 DreamWell Humidiffier H38i

新着記事

»もっと見る