山陽新幹線各駅停車の旅

2016年1月31日

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「新町界隈」

 「相生港」のバス停で降りると、昔ながらの商店建築が残る古い街並みがあった。「相生市立水産物市場」でお昼ごはんを食べたあと、ゆっくり散策することに。バス待ちしていた人に声をかけると、山側に新幹線やら鉄道が通るまで、海側のこのあたりこそ相生の中心で、映画館があったほど栄えていたと教えてもらう。今はすっかりひっそり静かだけれど、懐かしいひと時代前の風景があちらこちらに残され、散策を楽しんだ。

旧市街地には、看板建築と呼ばれる古い建築様式がいくつか残されていた
こちらも立派な古い建築物。アールデコ風の看板建築
相生では昔から、魚屋の店先で穴子を焼くのはおなじみの風景。通りがかりの「松仁鮮魚店」でも炭火で穴子を焼いていたので、包んでもらって東京へと持ち帰った。「100年魚屋やってるよ。でももう最後かな、継ぐ人いないからね」とお母さん
炭火で焼く穴子は、ふんわりやわらか。継ぎ足しの自家製タレは、甘い醤油味。身にじんわり染み込んで、帰ってから丼に盛ったごはんも進む進む
鮮魚店の軒先で干されるカレイの一種「デベラ」。金槌でたたいて背骨を砕き、火であぶって食べる
下見板張りの洋館は、大正時代の旅館跡。今はガス器具の販売所に。昔はこの一帯に多くの旅館があったそうだ。造船所への出張者が滞在していたのだろう

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