チャイナ・ウォッチャーの視点
めまぐるしい変貌を遂げる中国。日々さまざまなニュースが飛び込んできますが、そのニュースをどう捉え、どう見ておくべきかを、新進気鋭のジャーナリストや研究者がリアルタイムで提示します。政治・経済・軍事・社会問題・文化などあらゆる視点から、リレー形式で展開する中国時評です。(画像:Thinkstock)
-
-
消息不明の幹部たちはどこへ?
2012/05/30 富坂 聰薄煕来解任で揺れる中国。北京・中南海はいま、事件の処理に大慌てだ。薄煕来と王立軍の処分は、どうなるのか。行方を追った。
-
奇跡の脱出劇の裏に何があったのか
2012/05/28 城山英巳世界が注目した陳光誠の脱出劇。陳氏と彼を救った女性活動家・何培蓉のインタビューに成功した筆者が描く、陳光誠事件の「全内幕」とは。
-
2012/05/24 森 保裕
世界ウイグル会議や尖閣諸島問題で、中国が対日けん制を強めている。「核心的利益」をめぐる「あいまい戦略」に、日本はどう対処すべきか。
-
歴史から見る少数民族問題
2012/05/24 平野 聡深刻さを増す中国の少数民族問題。ウイグルの苦難はどこからきているのか。その歴史を振り返ることで紐解く。
-
歴史から見る少数民族問題
2012/05/23 平野 聡日中韓サミットにあたり、野田首相との個人会談を拒否した胡錦濤国家主席。世界ウイグル会議の東京開催に、中国が過敏に反応する理由とは。
-
2012/05/17 阿古智子
中国の家具王・馮永明。出張中に突然拘束され、8億元に上る巨額汚職事件の被告人として、無期懲役を言い渡された。一体どんな事件なのか。
-
「電力不足 だから中国へ」は危ない
2012/05/15 石 平5月12日に発表された「追加金融緩和」。だが、預金準備率を引き下げても、肝心要の企業の借り入れ意欲は刺激されない。一体なぜか。
-
日本で開催される「世界ウイグル会議」の代表大会
2012/05/11 有本 香来週14日から開催される「世界ウイグル会議」の代表大会。日中国交正常化40周年の年に、なぜ、日本で開催されるのか? 見ておくべき視点とは?
-
2012/05/09 岡本隆司
大方の整理がついたように思われる薄熙来事件。しかし、歴史上くりかえし問われてきた「右か左か」という問題の本質は解決していない。
-
民営企業を狙い撃ちする地方政府
2012/05/08 阿古智子中国では昨今、「黒社会化」した政府・党・司法機関が権力を濫用するケースが増えている。日本企業は他人事とせず、リスク管理を急ぐべきだ。
-
日本政府に支援求める
2012/05/02 城山英巳「盲目の人権活動家」陳光誠氏が米国大使館に保護された。この「奇跡」は陳氏の執念だけでない。ある女性人権活動家の勇気と活躍があった。
-
「時限爆弾」抱える中国共産党
2012/05/01 森 保裕中国が抱える党指導者ら特権階級の腐敗と横暴、貧富の格差という社会問題の深刻さを浮き彫りにした薄夫妻のスキャンダルの行方は…
-
「金正恩赤っ恥」報道に浮かれるな
2012/04/16 富坂 聰北朝鮮のミサイル発射失敗で、政府の危機管理を攻撃する声がメディアを賑わせているが、じつは北朝鮮の本当の「脅威」が語られていない。
-
ついに政治生命絶たれる
2012/04/11 城山英巳党政治局員の職務停止となり、ついに政治生命を断たれた薄熙来。毛沢東の政治手法を徹底的に模倣するも、毛にはなれなかった薄の悲劇とは。
-
-
2012/04/04 三宅康之
体制派から2名が出て、「分裂選挙」となった香港の行政長官選挙。当選したのは、行政経験のまったくないダークホースと目された人物だった。
-
2012/03/26 阿古智子
温首相が表明した文革再来への危機感に対し、安堵の声が広がっている。だが、それだけでは、中国の抱える深刻な問題を解決することはできない。
-
ダライ・ラマ法王 日本・東アジア代表ラクパ・ツォコ氏に聞く
2012/03/23 有本 香暴動から4年。ダライ・ラマ法王日本・東アジア代表に、30人もの焼身自殺者を出したチベットの現実をインタビュー。
-
薄熙来更迭以外にも注目点はこれだけある
2012/03/22 富坂 聰話題が豊富だった全人代。薄熙来の更迭問題や政治体制改革以外が注目されるが、「民」のコントロールに苦しむ共産党の姿が浮き彫りになった。
|
|