海野素央の Democracy, Unity And Human Rights
トランプ後のアメリカはどうなるのか? そして、4年後、トランプの復活はあるのか? 大統領選挙ウォッチャーの筆者が、観察、検証する。
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2018/02/02 海野素央
今回のテーマは「トランプ大統領の一般教書演説」です。ドナルド・トランプ米大統領は1月30日夜(日本時間同月31日午前)、連邦議会の上下両院合同会議で、今後1年間の内政と外交の方針を示す初の一般教書演説を行いました。演説の冒頭、ストーリーテ…
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2018/01/26 海野素央
今回のテーマは「2年目のトランプ」です。就任1年目の総括として「フェイク(偽)ニュース大賞」を発表したドナルド・トランプ米大統領は、2年目に入ってもメディアに対する攻撃の手を緩める気配はまったくありません。トランプ大統領は、相変わらず「フ…
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2018/01/10 海野素央
今回のテーマは「トランプの精神状態」です。5日に出版されたトランプ政権の暴露本の内容に対する同大統領の反応を分析し、そのうえで11月6日に行われる中間選挙への影響について考えてみます。
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2017/12/30 海野素央
米国ではキリスト教以外の宗教を持つ人に配慮して、「ハッピー・ホリデー」と言います。それが、差別や偏見を含まない「ポリティカル・コレクトネス(政治的公正)」な表現になるわけです。他文化に敬意を示すことは、文化的背景の異なる人々が、共生してい…
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2017/12/24 海野素央
本稿では、12月15日に開催された国連安全保障理事会における閣僚級会合で、利害関係国が北朝鮮問題に対して、どのような対処法を主張したのかを分析します。次に、ティラーソン国務長官の最近の発言を分析し、そのうえで同長官の心境を探ってみます。
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2017/12/11 海野素央
今回のテーマは「フリン氏起訴」です。先月、ホワイトハウスのサーラ・ハッカビー・サンダース報道官は、定例記者会見でロシア疑惑に関して「まもなく終わるだろう」と楽観的なコメントをしました。
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2017/11/28 海野素央
今回のテーマは「トランプの選挙公約遂行」です。来年1月20日でドナルド・トランプ米大統領が就任してから一周年を迎えますが、早くも同大統領の選挙公約の遂行を称賛する『トランプ・アニバーサリー・コレクション』が出版されました。
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中国で「君子豹変」した理由
2017/11/13 海野素央相手に自分が妥協したという意識を持たせずに、棒で糊を混ぜるように上手に相手を変えていくのです。相手を快適にさせ、意思を弱め、強く主張できなくなるようにさせる。トランプ訪中で中国側がみせたトランプ対処法は、正にこのやり方でした。
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2017/11/09 海野素央
トランプ大統領は北朝鮮問題と通商政策に雇用問題までも組み合わせた「H」難度の技を見せつけました。米国の記者団からの質問に、次のように回答したのです。
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2017/11/04 海野素央
ロシア疑惑を巡り、ドナルド・トランプ米大統領の3人の元側近が起訴されました。外交顧問であったジョージ・パパドポロス氏は、米連邦捜査局(FBI)に対する偽証の罪で起訴されました。パパドポロス氏は、ロシア疑惑解明のカギを握る最重要人物として、…
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2017/10/25 海野素央
今回のテーマは「トランプの言動」です。ドナルド・トランプ米大統領は、内政においてナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の選手及び身内である与党共和党議会との対決姿勢を鮮明に出しています。
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2017/10/17 海野素央
今回のテーマは、「トランプ支持者とトランプ政権」です。9月中旬、筆者は米国中西部ミネソタ州セントポールでトランプ支持者を対象に、彼らがどのようにトランプ政権をみているのかを明らかにするために、現地ヒアリング調査を実施しました。
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2017/09/23 海野素央
トランプ大統領の演説で視聴者が記憶に残った言葉は、北朝鮮に対する「完全破壊」及び「ロケットマン」でしょう。本稿では、この2つの言葉を読み解き、そのうえで現地ヒアリング調査に基づいて北朝鮮問題に対するトランプ支持者の動向について述べます。
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2017/09/21 海野素央
中西部ミネソタ州セントポールでトランプ支持者及び南部バージニア州アナンデールでコノリー議員を対象に実施した現地ヒアリング調査の結果を交えながら、衝突事件を中心としたトランプ大統領の言動について考えてみます。
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2017/08/21 海野素央
トランプ大統領の本音は、支持基盤の一角を成す白人至上主義者の擁護にあります。本稿では、支持基盤に対する同大統領の発言の影響とスティーブン・バノン首席戦略官兼大統領上級顧問解任の意味を探ってみます。
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2017/08/09 海野素央
今回のテーマは「トランプのリセットボタン」です。ドナルド・トランプ米大統領は、就任後6カ月を経過した段階で報道官、大統領首席補佐官及び広報部長といったホワイトハウスの主要ポストを入れ替えて、リセットボタンを押しました。
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2017/08/03 海野素央
今回のテーマは「トランプの2つの失望」です。ドナルド・トランプ米大統領は、ホワイトハウスでの記者会見及びツイッターでジェフ・セッションズ司法長官と中国に対して「大変失望している」とかなり強い不満を漏らしました。
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2017/07/25 海野素央
トランプ大統領はメディアに対して「フェイク(偽)ニュース」というレッテル貼りを行い、支持層を固めてきました。その結果、同大統領の支持率は半年が経った時点で史上最低と言われていますが、30%後半から40%前半を保ち「安定」しています。
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2017/07/20 海野素央
今回のテーマは「墓穴を掘ったトランプ・ジュニア」です。トランプ・ジュニア氏が、同年6月9日にニューヨークのトランプタワーでロシア人女性弁護士ナタリア・べセルニツカヤ氏と面会をしていたと報じました。ジュニア氏はそれを認めています。
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