-
2019/02/27 パスカル・ヤン
モスクワにあったパトリス・ムルンバ大学。最高の組み合わせはアジア人同士で、それが最も親和性があった。そんなモスクワの外国人留学生で、最もよく勉強したのが中国、ベトナム、北朝鮮の学生であったのは、米国のMBAクラスをみれば容易に想像ができる。
-
2019/02/25 パスカル・ヤン
フランスの地方でも、米国と同様なことがいえるのだ。バスも鉄道もあてにできない地区の住人は、防衛策として、燃費の良い、距離の伸びるジーゼル車を選好する。日本でいえば軽自動車ということになる。やや高いが、買ってしまえば丈夫で長持ち、燃費は二倍…
-
2018/12/16 パスカル・ヤン
このところ、レバノンとブラジルという国名が日々連呼されている。ともに日本から遠い国なので、なじみは薄い。ブラジルに関しては、群馬県などにはコミュニティーがあり、また前回のオリンピックのお陰で情報は多いがレバノンとなると皆目イメージが湧かな…
-
2018/11/14 パスカル・ヤン
アジア通貨危機のときも、今回も同じセオリーで語れないだろうか。経済的に国民が圧迫感を感じ始めたところで、あれほど改善していた日韓で、徴用工問題をテーブルに乗せることで、多くの韓国民はナショナリズムに目覚めるだろう。
-
2018/10/19 パスカル・ヤン
今回、イスタンブールで殺されたジャマール・カショギは、医師カショギの孫にあたると聞いて驚いた。そうであれば、武器商人のアドナン・カショギの甥っ子となってしまう。そうなると、死んだダイアナ妃とも本来であれば義理の従弟になってしまうのだ。
-
2018/10/11 パスカル・ヤン
コンビニ行く度に日本には、外国人労働者は何人くらいいるのか気になる。しかし、彼らは就労ビザではなく、留学生の就労者であろう。では、異国から来ている労働者は何人かといえば、イチニッパ、ニゴロと覚えれば大はずれはないと発見した。すなわち、12…
-
マクロン大統領はいまどうなっているのだろう
2018/09/28 パスカル・ヤンフランスも社会保障や労働制度改変をしなければ将来はない。そこに立ち向かっているのがマクロン大統領だ。解雇を容易にする改正労働法やフランス国鉄の雇用区分の特権をはぎ取るなどの厳しい改革に手をつけることは、政党を背負う政治家には無理だろう。
-
2018/09/20 パスカル・ヤン
最近、私は試しに各種の銀行を訪ねてみた。大学からの給与所得や講演や著作権料、果ては、不動産からの収入まで開帳して、お金を借りられるか聞いてみた。
-
2018/08/18 パスカル・ヤン
株式会社が出来て500年近くたっただろうか。人類が考えた仕組みの中で最もその発展に貢献したのが株式会社制度かもしれない。資金を無記名で出し、うまく行けば山分け、失敗しても損失額は決まっている。
-
2018/08/08 パスカル・ヤン
現在大学でいくつも講義をしているが、総数1000人程度の学生数に証券会社に口座がある聞いたところ、ほんの数名のみであった。別の機会に、学生に証券口座を作らない理由を聞くと、何百万円も損するといけないいう答えがあった。
-
2018/07/27 パスカル・ヤン
日常語では登記所というが、正式には法務局出張所。最近、用事があって駆け込んだ。大昔に買ったマンションの抵当権解除のためだった。それができない。買った当時の住所は戸籍の附票から消えていてどこにもなく“俺のものだ”と証明できないのだ。
-
2018/07/20 パスカル・ヤン
今年の株主総会で、あちこち参加してみたが慶応東大の盲腸手術スタイルほどの差も感じられないことを実感した。総会屋が跋扈し、法令順守を徹底しなければ身が持たない時代は既におわりを告げているのだが、その受け身的株主総会運営が気持ちよくなってしま…
-
2018/06/29 パスカル・ヤン
今年の株主総会で見かけた見慣れぬ風景。あたかも真打ち登場のごとく、さっと手を上げ、既にかなり読み込んだらしく付箋が貼られた株主総会資料を手にして、議長よりも遙かに落ち着いて質問をはじめる。
-
2018/06/26 パスカル・ヤン
「メルカリで売ってみよう」「ヤフーで売ってみよう」という言葉があるようだ。そこでは想像もつかないものが売られていると聞いた。たとえば株主総会の投票用紙だ。選挙の投票用紙が売買されたら7時のニュースネタになるだろう。昨年は株主総会の議決権行…
-
2018/04/20 パスカル・ヤン
過半というよりほぼ全ての海外上場企業の事業年度は1月1日に始り、12月31日に終わる。翻って日本企業は大半が9月中間決算、3月本決算となっている。国の予算が4月1日にはじまるので、その方が便利なのだろう。
-
2018/02/03 パスカル・ヤン
パリのカルチェ・ラタンには偉人のお墓がある。パンテオンというが、並大抵の偉業では入れない。日本人にも名前が通っている人をあげれば、マリ・キュリー、その夫、ヴィクトル・ユーゴー、ジャン・ジャック・ルソー、アレクサンドル・デユマ父、ヴォルテー…
-
2017/12/02 パスカル・ヤン
食通でならした池波正太郎は、晩年の連載エッセーでなにも食べたいものが浮かばないと書いている。食べたいものがなくなるということは、危険信号となる。世の中にうまい物はたくさんあるが、因みに一つあげればスペインのサンセバスチャンのピンチョだろう。
-
2017/11/28 パスカル・ヤン
忘れることもできないアジア通貨危機といっても、「何ですか、それ」という青年が多くなった。思えば二昔前のことなので、40歳以下の人にはピント来ない。経済戦争ともいうべきアジア通貨危機・韓国編が起きて、この秋はちょうど20年なのでひとこと。
-
2017/10/31 パスカル・ヤン
縦型に並べれば、バブルと革命100年30年10年記念の年となるのが2017年だ。とりわけ10月は大きな変化の月でもあった。
-
2017/10/06 パスカル・ヤン
戦争の臭いがしてきた。臭いだけで終わったことも何度かあった。逆に影も形もないのに弾みで大戦争に突入したこともあった。今回の件もスローモーションで見れば100年前と大差はない。
|
|